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イタリアの名将がリーガ二強を分析 若手の台頭乏しきバルサとエース不振のレアルを一刀両断

Football ZONE web 10/7(金) 15:15配信

元レアル監督のカペッロ氏が、スペインのラジオ番組で語る

 かつてレアル・マドリードやACミラン、ローマなどを率いた名将ファビオ・カペッロ氏が、レアルとバルサのリーガ二強の現状を切り捨てている。スペインのラジオ局「オンダ・セロ」の番組に出演し、「レアルの不調はロナウドが身体的にベストじゃないからだ」など、辛口の見解を連発した。

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 リーガは国際Aマッチウィークにより中断中で、スペイン代表は現地時間6日に行われるロシア・ワールドカップ欧州予選の大一番、イタリア戦に臨む。今夏の欧州選手権(EURO)のベスト16で0-2と敗れた雪辱を期す一戦を前に、両国を熟知するカペッロ氏が展望を語った。

「スペインは変革期の真っ只中だが、チームにはすでに重要な土台が存在している。イタリアは飢えているチームでもある」

 このようにほぼ互角との展望を示す一方、今季勝ち点3を取りこぼすことが多いリーガ二強について辛口の評価を展開した。

 まずは昨季王者のバルサだ。「我々はいつもバルサについて話す時、カンテラ(下部組織)のことについて話す。しかし今、何人の選手がプレー可能な状態だろうか?」と発言。FWリオネル・メッシを負傷で欠き、MFアンドレス・イニエスタやMFセルヒオ・ブスケッツ、DFジェラール・ピケらが健在なものの、新世代の台頭が見られないことをチクリと皮肉っている。

「レアルの問題はクリスティアーノだ」

 現在、公式戦4試合連続の引き分けに終わっているレアルに至っては、エースであるFWクリスティアーノ・ロナウドを名指ししている。

「現時点でのレアルの問題はクリスティアーノだ。なぜなら、彼は素晴らしい選手であることは確かだが、フィジカル的に良好なものとは言えない」

 ロナウドは今夏のEUROでポルトガル代表を優勝に導いたが、その代償として決勝で膝を負傷。急ピッチで復帰を果たしたものの、リーガ出場5試合でわずか1得点と本来のゴールマシンぶりが鳴りを潜めている。冷徹な観察眼で知られるカペッロ氏は、そこを見逃していない。

 数試合ゴールから離れるだけで周囲が騒がしくなるのは、CR7の実績があるからこそとも言える。批判されるたびにその声を黙らせる一撃を叩き込んできた誇り高き男は、カペッロ氏の指摘をも発奮材料とできるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/7(金) 15:15

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