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「心と情熱はロッソネロと共に…」 条件付きながらマルディーニ氏はミラン帰還に前向き

Football ZONE web 10/7(金) 16:58配信

自宅でクラブ幹部らと会談し、「直接彼らと会い、顔を見て話すことが必要だと考えた」

 ACミランの新首脳陣として、クラブのレジェンドである元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏を招聘するプランが進行しているとされるが、イタリア衛星放送局「スカイ・イタリア」がマルディーニ氏にインタビュー敢行。同氏は「解決されるべきことがある」としつつも、「心と情熱はロッソネロ(赤と黒)と共にある」と前向きな言葉を残している。

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 イタリアメディアでは、新たにクラブ幹部に就任したマルコ・ファッソーネ氏がマルディーニ氏を呼び戻す方針と報じており、「コリエレ・デロ・スポルト」紙は「バイエルンで言うルンメニゲのような存在に」と、強化と経営の最高責任者とするミランのプランにも言及していた。

 しかし、マルディーニ氏は「少し、僕の名前が色々と確認もされずにニュースでたくさん見られすぎだね」として、先行する報道をけん制した。そのうえで、ミランからコンタクトがあった事実を認めている。

「私の家で、ファッソーネ氏、ミラベッリ氏と会談したのは事実だ。ミランの目的は5年間で世界のトップクラブに戻ることにある。まず私は直接彼らと会い、顔を見て話すことが必要だと考えた。私はミランに戻ることを求めていなかったが、彼らはそれを求めてきた。だからこそ、決定する前には新しい首脳陣としっかり話し合いがあるべきであり、それが正義というものだろう」

資金管理者に意見をできることが必要

 そして、ファッソーネ氏が求めてきたのが強化部門に特化したポストであるものの、マルディーニ氏はそのポストに納得がいっていないようだ。

「私はクラブに戻るのであれば、ミランを素晴らしいクラブにしていくために、全てのことをしていきたい。そのためには、資金を管理する人間に対して意見をできることが必要だろう。もしトップに戻りたいのならば、全員が共に働き、全てを共有していかなくてはいけないからだ。すでにネガティブな返事が届いたという報道もあったが、そんなことはない。私の心と情熱はロッソネロと共にある」

 クラブの株式99パーセント以上を取得した中国人グループと、直接、意見交換ができるポストをマルディーニ氏は望んでいるようだ。そうしたこともあり、「解決されるべきことがある」として即座のクラブ帰還はならなかったが、犬猿の仲とされるアドリアーノ・ガリアーニCEOなどが正式な売却手続き完了後にクラブから離れることが決定的な状況で、適時を待っているのかもしれない。

 いずれにせよ、マルディーニ氏がミランに戻る可能性は小さくないようだ。ミラン一筋の現役生活を貫いたレジェンドが、「5年間で世界のトップクラブに戻る」という目標を掲げるクラブの中核に戻れば、黄金期を知る他のメンバーとの関係も変化していきそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/7(金) 16:58

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