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"麗蘭"CHABOと蘭丸が語る、J.J.ケイルの魅力とおすすめアルバム

ローリングストーン日本版 10/7(金) 16:10配信

仲井戸"CHABO"麗市と土屋公平"蘭丸"による麗蘭結成25周年&ニューアルバム『25』リリース記念インタヴュー。
ブルースマニアでもある二人が語る、麗蘭 Talking about J.J.ケイルの魅力とは。

【動画あり】"麗蘭"CHABOと蘭丸が語る、J.J.ケイルの魅力とおすすめアルバム

麗蘭、12年振りのアルバム『25』にはここ数年で他界したブルースとロックの偉人達に捧げる歌が入っている。今回はアルバム6曲目の『SONG for J.J.cale』で歌われているJ.J.の魅力を語ってもらった。

―J.J.ケイルはどんな経緯で?

土屋:J.J.ケイルは、僕は麗蘭が始まってからCHABOさんに教わったんです。だからここはCHABOさんメインで・・・。

仲井戸:公平はブラック系っていう明確なタッチがあるからね。J.J.はそんなにブラックが強いっていうタッチじゃないからね。もちろん背景にはブラック・ミュージックがあるけれど。だから、公平はそんなに通ってきてないみたい。俺の学生時代からの親友がJ.J.や南部系ロックが大好きだったの。そいつと70年代につるんでる頃に、本当によく聴いてて、大好きだったんだよ。

土屋:僕は(エリック・)クラプトンがカヴァーした『コカイン』で知ったくらいで。



仲井戸:逆に俺はJ.J.ケイルを知ってたから、クラプトンが取り上げた! みたいな感じだった。これは俺の想像だけど、エリックはフィーリングが基本的に重いでしょ? きっとヘヴィなフィーリングでブルースに出会ってるんだろうね。で、俺とエリックさんを一緒に語っちゃおこがましいけど、俺もブルースってヘヴィな出会いだったから。でも、J.J.ケイルは、基本がTake it easyだからね。そういう自分の重さ故、エリックは南部の育ちとかに憧れたんじゃねーかなとか。あのTake it easy感、それと曲の明確な短さとか。J.J.は詞を読んでも"気楽にいこうぜ"じゃないけど、そういうトーンに自分も惹かれたし。J.J.は言い切らないんだよね、言葉もサウンドも。ギターもね。そういう計り知れない深さがある。

土屋:クラプトンからしたら、"これでいいんだ"っていう感じでしょうね。

仲井戸:うん。こんなに弾かなくていいんだな、とかね。そういうことだったと思うんだよ、J.J.の生き方も含めて。

―J.J.は有名になることを拒んで。半ば隠遁生活をしてたんですもんね。

仲井戸:そう、例えばね。エリックさんはやっぱりあれだけの大スターになっちゃったわけで、そこも含めて憧れたんだと思う。J.J.はそういう魅力かな。

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最終更新:10/7(金) 16:10

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