ここから本文です

CS初戦登板の千賀にホークス和田も笑顔で鼓舞。柳田・今宮復帰、ベストオーダーでマリーンズ退治へ

ベースボールチャンネル 10/8(土) 6:50配信

工藤監督「噛み合わなかったチームを僕が修正できなかった」

 リーグ三連覇を逃したソフトバンク。一時は2位の日本ハムに11.5ゲーム差をつけながら逆転優勝を許した。

「選手は頑張ってくれた。あれだけの貯金を作りながら2位。日本ハムの強さを認めないと」と工藤公康監督はシーズン終了後に振り返った。

 そして、指揮を執って2年目の苦しさも語った。

「シーズン序盤はバランスがよかった。7月に入って歯車が合わなくなったのを僕が修正できなかった。良いときも悪いときもある。そんな中で良いところを引き出すことができなかったのが悔やまれる。素晴らしいのは最後まであきらめずに明るく戦ってくれたこと。クライマックスシリーズ(以下CS)は相手も必死に来るから、それ以上に熱い気持ちでいく。短期決戦は何が起こるか分からない」

 こうなれば、もう前を向いて日本一を目指していくしかない。

 チームは2日間の休みを設け、5日から全体練習を再開した。明るいニュースもある。右肘痛によりシーズン終盤は戦列から離れていた今宮健太が復帰。様子を見ながら本格的に参加する見込みだったが、軽快な動きを見せて紅白戦にも出場した。

 そして、右手薬指骨折で離脱していた柳田悠岐が1軍に合流し、こちらも紅白戦に出場。

 守備と打線の要が完全復帰となれば、シーズン序盤のようにソフトバンクらしく戦うことが期待できる。何より、柳田の復帰が相手投手に与えるプレッシャーは計り知れない。故障明けと言えども、宮崎で行われているフェニックスリーグにも参加しフルスイングを披露。クリーンナップの定位置に戻り、シーズン終盤にチームを離れた悔しさをバットで払拭してくれるだろう。

初戦が重要。千賀で勝負

「(練習日の)3日間でやり残したことのないように、試合で悔いのないようにみんなで頑張っていきましょう」と工藤監督は選手たちに呼びかけた。シーズンを終え2日間の休日で選手たちは一旦リセット。気持ちを切り替えて、CSへ臨む。チームの雰囲気は良く、短期決戦へ向けた準備は順調のように見える。

 CSファーストステージの先発は千賀滉大と発表されている。
 12勝3敗、防御率2.61とキャリアハイのシーズンとなった今季。勝率はリーグトップの.800ながら、規定まであと1勝及ばずタイトルを逃した。そして最高勝率は和田毅が手にした。

「千賀が取ると思っていたので、転がってきた感じ。僕の中では『千賀しっかりしろ!』といった感じ」と笑顔を見せて後輩を鼓舞した。

 何としても取りたい初戦。2010年以来、3位からの下剋上を狙うロッテを勢いづかせるわけにはいかない。ヤフオクドームの声援を背に、2勝して札幌を目指す。


古江美奈子

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:10/8(土) 6:50

ベースボールチャンネル

なぜ今? 首相主導の働き方改革