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朝日を浴びる「旅ヨガ」 湘南や沖縄で心身ほどく

NIKKEI STYLE 10/8(土) 7:50配信

 海辺や高原といった、「天井のない場所」で心身をほどく「旅ヨガ」や「外ヨガ」が盛り上がってきた。ヨガ自体は数年来のブームが続くが、愛好者が増える中、自然との一体感を味わいやすいアウトドアでヨガを楽しむ人も多くなっている。海辺や高原、山頂といった絶景スポットでのヨガは室内以上に気持ちを解き放ってくれる。

海辺ヨガは格別の解放感

 横浜市から神戸市にかけての浜辺で9月18日の朝、一斉に野外ヨガが催された。今年で3回目となった「ヨガの日」のイベントとして39海岸で実施。三浦海岸(神奈川県三浦市)では房総半島から昇る日の出を見ながらの「サンライズヨガ」を、平塚海岸(同平塚市)では目を閉じて海と風を感じる瞑想(めいそう)「ビーチメディテーション」も企画された。

 ヨガマットの面積さえあれば、場所や時間を選ばないはずのヨガだから、本来はアウトドアである必要はない。でも、内面を整える働きを持つだけに、自然に包まれながらのヨガはメンタル面での効果がひときわ高いとされる。空気がきれいで、風が心地よい旅先でのヨガでは非日常の解放感も手伝って、自然と気持ちがほぐれ、心身がしなやかになっていく。

 旅ヨガのメリットは、心地よさだけではない。興味があるのに、日ごろの忙しさを言い訳に始められずにいた人にヨガデビューのきっかけを与えてくれるところも旅ヨガのよさ。旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は「旅とヨガ」をテーマにした専用パンフレットを用意して、ハワイやバリ島へのヨガ旅に誘っている。身体への負荷が大きい運動は苦手な人でもヨガは試しやすいことから、カップルや3世代で一緒に続けていけるエクササイズと位置づけている。

屋久島で大自然と一体に

 国内各地のツアーでもヨガを織り込んだ企画が増えてきた。世界自然遺産の屋久島を舞台にしたアクティビティーを手がけるアウトドアガイド「島結(しまゆい)」は11月11~13日の2泊3日で「屋久島ヨガリトリート&白谷雲水峡・太鼓岩ツアー2016秋」を予定している。屋久島を知り尽くしたガイドに導かれ、森トレッキング、林道ウオーク、滝巡りなどに加え、砂浜でのヨガレッスンを受けられる。主催者側は「普段の生活を忘れ、自分の心と体に向き合う機会。ありのままの自分を楽しむ時間にしてほしい」と言う。

 わざわざ予約しなくてもふらりと参加できるのが青森県八戸市の種差(たねさし)海岸で開催される朝ヨガ。寒くない時期に毎週土曜日の朝、開かれている(2016年は5月28日~9月24日)。天然の芝生が波打ち際まで続く絶好のヨガスペース。事前の申し込みは不要で、参加費は1回500円。レンタルマットは100円で貸してもらえるので、三陸復興国立公園を訪れたついでに手ぶらで立ち寄れる。

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最終更新:10/8(土) 7:50

NIKKEI STYLE

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。