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【派遣女子、更新なし】レイヤーとして撮影会モデルに。職場バレが怖くて派遣を続ける28歳 理恵の場合

Suits-woman.jp 10/8(土) 13:00配信

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり、派遣先に就業に行く契約となり派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

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今回は、都内で派遣社員として働いている内田理恵さん(仮名・28歳)にお話を伺いました。理恵さんは都内のクラブや同人誌即売会などを中心に、コスプレーヤーとしても活動していると言います。少しパサついている黒髪をひとつにまとめ、洗濯でくたびれた感じのする白いレース調のカーディガンを、胸が開いたカットソーの上から羽織っていました。一目に着くような美人とはいいがたいルックスですが、レイヤーとしての理恵さんのSNSには、少し過激な衣装の画像もアップされています。

「○○(理恵さんの別名)の時は、24歳ってことになってるんですよ」

理恵さんは、大学進学がきっかけで上京し、フリーターなどを経て派遣を続けていると言います。今回は、そんな彼女にどうして派遣で働いているのかを聞いてみました。

「父親が警察官で。高校になっても門限があるような家で育って。母親もずっと父のいいなりのような家で、厳しかったんですよ」

学生時代は特に目立った生徒ではなかったと言います。

「高校は地元の県立に進学しました。同じ中学の同級生が沢山、進学するところで。進学校でもなく普通の学校です。大学は国立って言われていたのですが、偏差値が全然足りなくて。とにかく地元を出たくて、東京の大学に進学しました」

念願だった東京の大学ですが、地元では無名でした。

「地元に帰ると、東京の私大って全然有名じゃないんですよね。“そこどこ?”って聞かれたり。地元に帰って就職するつもりじゃなかったので、平気でしたが」

親戚の家からの通学。ここでも、規則が厳しかったと言います。

「親戚の叔父の家に下宿させてもらっていたのですが、埼玉から都下に通学するのが結構、大変で。門限もうるさくてサークル活動もできなかったり。結局、叔父の家を出てバイト先の漫画喫茶の先輩と同棲を始めました」

次第に大学に通わなくなり、単位が不足して留年することに。

「大学が成績表を親に送るみたいで。留年がバレて退学することになりました。でも、好きな漫画読んだり、ネットでアニメ見たり。やることいっぱいあったんで(中退しても)退屈しませんでした」



中退したのち、同棲相手とも別れる不運に見舞われます。

「相方がルーズで。職場も同じで家も同じで段々息苦しくなって。別れることになったのですが、すぐに引っ越しができなくて暫く同棲を続けていた時が苦しかったですね」

実家に戻りたくなかった理恵さんは、就職先を見つけます。

「独身寮があった中規模チェーンのスーパーに就職しました。初任給は高卒扱いで、手取りは13万程度、そこから寮費や光熱費が引かれてました」

東京で社会人としての生活をスタートさせます。

「これじゃあ、漫画買ったりDVD揃えたりするのに足りないなって思って。ダブルワークするには、スーパーの仕事が忙しすぎて無理だし。そうしたら、即売会で知り合った人がモデルを探しているって声をかけてくれたんですよ」

遂にレイヤーとして活動を始めた理恵さん。スーパーでの勤務を辞めて派遣を始めたきっかけとは?



偶然の出会いによって、理恵さんの生活は一変。レイヤーとしての活動は、やりがいも稼ぎもあった!?……続きは続編へ。

最終更新:10/8(土) 13:00

Suits-woman.jp

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