ここから本文です

名手ブッフォンが犯した痛恨の“空振り” 伊メディアは「代表での凡ミスは97年以来」と指摘

Football ZONE web 10/8(土) 10:26配信

スペイン戦で起きた目を疑うようなミスを、伊メディアが特集

 現地時間6日に行われたワールドカップ(W杯)欧州予選のイタリア対スペインで、世界最高峰のGKとして知られる鉄壁の名手、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが信じられないようなミスを犯して、スペインに先制点を献上した。試合はその後、イタリアが同点ゴールを決めて1-1の引き分けに終わったが、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「ブッフォンだってミスをする。20年に1回くらいは」と、そのミスがU-21イタリア代表の時以来のものだったと特集している。

最新推定市場価格2016 「世界で最も価値のあるプレーヤー100人」

 両チームが得点なく迎えた後半10分に、目を疑うような光景が起こった。スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが自陣からスルーパスを出すと、FWビトロが反応して抜け出した。イタリアの最終ライン裏のスペースをカバーするために飛び出したブッフォンは、先にボールにコンタクトしてクリアできるタイミングだったが、まさかの空振り。ボールはそのまま転がり、ビトロが無人のゴールに押し込んだ。

 同サイトは、試合後に公開した採点で「4点」という落第点をつけ「イニエスタやジエゴ・コスタのシュートを難しくも見えないように防ぐのは、さすがのワールドクラスだ。だが、そのワールドクラスは信じられないほど、そしてとんでもないミスを犯してビトロのゴールを与えた。支払った代償は大きい」と、勝利を逃した要因になったと断罪した。

 しかし、その一方で「ブッフォンだってミスをする。20年に1回くらいは」というタイトルで、イタリア代表のユニフォームを着たブッフォンが犯したミスが、ほぼ20年ぶりのものであったことも特集している。

U-21イタリア代表時代に犯した失態

 そのミスは、1997年2月12日にブリストルで行われたU-21イングランド代表とU-21イタリア代表のゲームで起こったものだった。当時、19歳になったばかりのブッフォンは2歳上の選手たちに混ざってイタリアのゴールを守っていた。

 そのなかで、相手のロングボールに飛び出したブッフォンはワンバウンド目で目測を誤り、手に当てたボールはゴールライン方向に転がった。CKを与えないようにと懸命に追いかけたブッフォンだったが、相手FWも詰めてくるなかでボールだけラインの内側に残して自分はピッチ外に転倒してしまうという失態を犯し、そのボールを難なく押し込まれた。若かりし日の痛いミスだったが、ブッフォンがイタリア代表のユニフォームを着て犯した決定的なミスは、それ以来だと特集している。

 今回のW杯予選のなかでも大きな注目を集めた一戦で起きた、名手の目を疑うようなミスだったが、そのミスの歴史を振り返るためには20年も時を遡る必要があること自体が、ブッフォンの驚異的な安定感とGKとしてのレベルの高さを示していると言えるのかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/8(土) 10:26

Football ZONE web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。