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ミランの今季年間チケット購入者がわずか1万2767人と判明 10年間で「65.8%」も減少

Football ZONE web 10/8(土) 11:19配信

名門の凋落ぶりを示す衝撃の数字 81-82シーズン以来の少なさと伊紙が報じる

 日本代表FW本田圭佑の所属するACミランが、歴史的な不人気に苦しんでいることが明らかになった。前節の本拠地サッスオーロ戦では、1-3の状況から3連続ゴールを奪い4-3と大逆転勝利を収めたが、今季の年間チケット購入者はわずか1万2767人であることが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、「ミラン、痛恨」と報じている。

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 3年連続で欧州カップ戦の出場権を逃すなど低迷するミランだが、本拠地サンシーロの入場者数も危機的な状況を迎えている。年間チケット購入者が1万2767人という数字であることが判明し、これは1981-82シーズン以来の少なさで、10年間で65.8%も減少したという。ちなみにJリーグの浦和レッズでは、今季約1万9000人が年間チケットを購入しており、欧州屈指の名門であるはずのミランは、サポーターの支持に関しては浦和にも負ける体たらくぶりとなった。

 本田はサッスオーロ戦で、主将のMFリッカルド・モントリーボが交代した際にサポーターが浴びせかけたブーイングに対して苦言を呈した。日本代表のトレーニング後には、「日本では基本的にブーイングがない。ミランではそれがありすぎる。そして、それがダメだと思っている。負けている試合では、彼らは完全に見放す。そこに愛情は感じられない。だけど、勝てばアッという間に家族に戻る。結局、数字の問題だけなのか。これはミランだけでなくイタリア全体がそう。結果にだけしか興味を持たない」と語ったことが、イタリアメディアでも報じられた。

本田ら“格安補強路線”失敗への怒りが増幅

 ミランサポーターが不甲斐ない戦いを続けるチームに対して、根強い不満を抱えているのは明らかだ。近年の経営難により、アドリアーノ・ガリアーニCEOは本田らを移籍金ゼロで獲得する“格安補強路線”を続けてきたが大失敗。かつての栄光の面影もない現状に、サポーターのクラブ幹部への怒りは膨れ上がっている。

 本田が発したブーイングに関する苦言に対して、地元サッカーメディアでは一部のサポーターが理解を示す声を上げていたが、今季開幕後全試合スタメン落ちで、出場時間わずか19分の10番こそが「ブーイングされるにふさわしい存在」など、厳しい意見が相次いでいた。

 今季就任したヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の下、ピッチ上では復活の気配を見せるミラン。目に見える結果を残し、減少の一途を辿るサポーターの支持を取り戻したいところだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/8(土) 11:19

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