ここから本文です

ウェールズ代表で炸裂したベイルの“レーザービーム” レアルでも新たな武器となるか

Football ZONE web 10/8(土) 12:52配信

オーストリア戦で相手のオウンゴールを誘発した、エースのロングスロー

 ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)は圧倒的な俊足と決定力、強烈な跳躍力を生かしたヘディングだけではない――。現地時間6日に行われたロシア・ワールドカップ欧州予選で“レーザービーム”を見せつけたと、スペイン紙「AS」が報じている。

最新推定市場価格2016 「世界で最も価値のあるプレーヤー100人」

 初戦で快勝したウェールズは、敵地でオーストリアと第2戦を戦った。試合は前半22分にジョー・アレン(ストーク)のゴールで先制したものの、6分後にオーストリアに追いつかれる展開となる。迎えた前半アディショナルタイムに、ベイルの秘密兵器が炸裂した。

 左サイド深い位置で得たスローインを担当したベイルは、ゴールエリアに向けて精度の高いロングスローを投げ込む。相手GKの目前で味方がヘッドですらせるとゴール前が混戦となり、結果的にオウンゴールを誘発した。その後、試合はオーストリアが同点に追いつき2-2の引き分けに終わったが、ウェールズにとっては敵地で貴重な勝ち点1を確保した。

 絶対的エースが隠し持っていた“ロングスロー”について、ウェールズのクリス・コールマン監督も驚いた様子だった。

「彼が投げられるなんて、初めて知ったよ」

「私はベイルと4、5年くらい一緒にやっているが、彼がロングスローを投げられるなんて初めて知ったよ。でも人々は、時に違った方法を発見する必要があるね。オーストリア側もギャレスがこんなものを持っているとは予測していなかっただろうからね」

 とはいえ、ベイルのロングスローはいきなり身に着けた新技ではない。かつて所属したトットナムではサイドバックを務めた時期があり、その当時はロングスローを放ちゴールを導いたこともある。現在では世界最高峰のアタッカーとしての立ち位置を確立し、抜群のジャンプ力で空中戦の強さも発揮するため、その強肩を披露する機会は減っていたが、今も威力十分であることを見せつけた。

 同紙はベイルの隠し持っていた武器はウェールズを救っただけでなく、「ジネディーヌ・ジダン監督もレアルのなかで、何か生かせるのかどうか熟考し、メモに取っただろう」と記している。現在、公式戦4試合連続ドローのレアルにとっては、FKやCKに加えて、ベイルのロングスローも貴重な“セットプレー”となるのかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/8(土) 12:52

Football ZONE web

なぜ今? 首相主導の働き方改革