ここから本文です

BMWが「ブランド体験施設」を東京・お台場につくったワケ

Forbes JAPAN 10/8(土) 17:00配信

今年7月にBMWが東京・お台場に開設したブランド体験施設「BMW GROUP Tokyo Bay」。本年7月度の日本での新車登録台数が過去最高を記録するなど、勢いのあるBMWが、なぜ、いまこの施設を日本でオープンさせたのか。今後の展望とあわせて聞いた。



BMWが東京・お台場に巨大なブランド体験施設をオープンすると聞いて、自分の耳を疑った。BMWのドル箱であるアメリカや成長著しい中国ならまだしも、なぜ今、日本に約27,000平方メートルもの敷地に43億円もの投資をして、巨大施設を開設するのだろうか?その疑問に答えてくれる最適な人物が、今回、「BMW GROUP Tokyo Bay」のオープニングにあわせて来日したセールス&マーケティング担当上級副社長のイアン・ロバートソン氏だ。

「コンセプトはFuture retailです。単なるショールームではなく、お客様の視点や期待に沿った体験ができます。BMW、MINI、ロールスロイス、モーターサイクルと、グループに属するすべてのブランドを見て、触れて、交流できる仕組みです。ドライビング体験のコーナーもあり、東京の町中ではなかなか体験できないパフォーマンスの高さも試すことができます」

そのように世界的にも新しい取り組みとなるブランド体験の場に、NY、パリ、ロンドン、上海といった都市をおさえて、東京が選ばれた理由はどこにあるのだろうか。

「2020年にオリンピックを控えて、歓喜に溢れており、新しい取り組みをスタートするなら、東京がベストだと判断しました。日本におけるBMWの販売開始から30年が経ち、2015年は67,312万台の販売を記録し、BMWが9.4%、MINIが14.2%の成長率を誇る成熟した市場です。今後、東京に来る外国人に、ここでBMWグループのブランドを体験してもらうこともできますし、ここからさらに他の地域へ展開するなどの効果を鑑みると、良い投資と考えています」

BMW傘下に収まるブランドは、本家BMWに加えて、MINIもロールスロイスもブランド力が高いが、それでもあえて、これほどのブランド構築を進めるのには理由があるはずだ。

1/2ページ

最終更新:10/8(土) 17:00

Forbes JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Forbes JAPAN 2017年1月号

株式会社アトミックスメディア

2017年1月号
11月25日(金)発売

890円(税込)

Forbes ID 無料会員登録を受付中!
今ならもれなく電子版最新号をプレゼント

Yahoo!ニュースからのお知らせ