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「不甲斐ない」と柏木がイラク戦のプレーを猛省 豪州との大一番へ“地上戦”の精度向上を誓う

Football ZONE web 10/9(日) 8:20配信

イラク戦で先発も決定的なパスが出せず「情けなさが残る」

 日本代表MF柏木陽介(浦和レッズ)は、6日のワールドカップアジア最終予選イラク戦にスタメン出場したものの途中交代となった。そのゲームを「不甲斐ないしチームに迷惑をかけた。自分に情けなさが残る」と厳しく自己評価した一方で、11日のオーストラリア戦に向けて「グラウンダーで勝負できた方が良い」と地上戦に持ち込む戦略を提唱した。

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 イラク戦で先発してMF長谷部誠(フランクフルト)とダブルボランチを組んだ柏木は、前線から激しいプレスに来るイラクに対して代わる代わる最終ラインに降りてボールを引き出し、イラクのプレスに的を絞らせなかった。それが日本のボール保持の時間を長くすることにつながり「前半、要所でつなぎのところで良さは出せた」と、その部分については納得感を話した。

 しかし、その後の攻撃に関わる部分では厳しい自己評価を繰り返した。

「全体的にボールをつないでシュートまで行く日本らしさは足りなかった。前回の負けでのプレッシャーがそうさせた面があると思う。自分がボールを受けてさばいて決定的なパスを出す仕事ができず不甲斐ないし、チームに迷惑をかけた。自分に情けなさが残る。すごく悔しさがあって、昨日のシーンを思い浮かべながら……。今でもモヤモヤしますね」

 低い位置でボールを引き出すことには成功したものの、イラク戦前に話していた高い位置を取ってプレーすることは実践できなかった。決定機につながる崩しのパスもほぼ見られず、攻撃のコンダクターとしての役割は限定された。そのことに対しての悔しさを語った。

「グラウンダーのボールで勝負したい」

 オーストラリア戦に向け、体格に勝る相手とのアウェーゲームで柏木自身はベンチスタートになる可能性も想定して語っている。そして攻守において戦略的なプレーをすることも、勝利に近づくために必要だと見通した。

「今度は0-0でいくなら自分の役目があるかもしれない。途中から出て1-0のアシストをするのも大事。常にいい準備をしたい。(日本の)イラク戦を見て、前から行けば蹴ってくると思われるかもしれないから、チームとしてどうするか。オーストラリアはロングボールを入れても跳ね返される。グラウンダーのボールで勝負できた方が良いと思う」

 イラク戦を研究材料にすることが確実なオーストラリアの出方を想定して話した。日本代表のMF陣の中で、パスと動きでゲーム展開を作ることに関しては稀有な能力を持つ柏木だけに、勝負どころで投入されることも想定される。イラク戦で決勝ゴールを決めた山口蛍(C大阪)に続き、中盤からヒーローが生まれる展開になるかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/9(日) 8:20

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