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ルーニーにイングランド代表でも“不要論”浮上 英メディア「違和感ありありのパフォーマンス」

Football ZONE web 10/9(日) 13:50配信

格下マルタに2-0も低調な内容 ルーニーはチーム最多14回のボールロスト

 イングランド代表の主将ウェイン・ルーニーが、8日のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のマルタ戦で、母国サポーターからブーイングを浴びる羽目になった。マンチェスター・ユナイテッドでは不振からレギュラーの座をジョゼ・モウリーニョ監督から剥奪されたキャプテンは、英公共放送「BBC」から不要論が唱えられるほどの危機的状況に陥っている。

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「ルーニーはイングランド代表で終焉に近づいているのか?」という厳しい論調の記事では、キャプテンの窮状を伝えている。

「今回の違和感ありありのパフォーマンスで、ルーニーは監督の戦術の支柱というよりも、イングランド代表の計画に無理やり押し込まれている印象をまたも与えてしまった」

 記事ではこう酷評されている。ギャレス・サウスゲイト暫定監督の初陣となったマルタ戦で、ルーニーは4-3-3のインサイドハーフに入った。2-0で勝利した試合で、ルーニーのボールタッチ数はマン・オブ・ザ・マッチに輝いたリバプールMFジョーダン・ヘンダーソンの187回に次ぐ177回。中盤からパスを散らしたが、「マルタの英雄的なGKアンドリュー・ホッグのセーブを導いた2本のシュート以外、キラーな創造性を提供することはなかった」と酷評されている。

 かなりの実力差があるはずの格下マルタを相手に、イングランド代表のボールロスト数は25。そのうち14回をルーニーが記録するという体たらくだった。聖地ウェンブリー・スタジアムにはルーニーに対するブーイングが鳴り響いたが、サウスゲイト暫定監督は「私には信じられない。そういう光景になったが、これが彼の手助けになるか分からない」と語っている。

不要論を加速させるトットナム勢の台頭

 ルーニー不要論を加速させる背景には、トットナムの若きイングランド代表勢の台頭がある。インサイドハーフというポジション柄なのか、相手のペナルティーエリア内でボールを受けるシーンが一度もなかったルーニーのポジションは、欧州選手権では故障離脱中のトットナムMFエリック・ダイアーが輝きを放った位置。そして“背番号10”としての役割でも、ゴールを量産しているトットナムMFデレ・アリの後塵を拝していると、記事では指摘されている。

 またFWとしても故障中のトットナムFWハリー・ケイン、リバプールのFWダニエル・スターリッジに続く3番手だと指摘。ルーニーよりもポジション争いで上位に位置するのは、スターリッジ以外はリーグ6位のユナイテッドよりも好調な2位トットナム勢だ。

 ブーイングと不要論が渦巻くルーニーに対し、記事では「彼はすぐにでも重要な活躍を見せなければいけない」と指摘している。10番を背負う英雄は、ユナイテッドに続きイングランド代表でも居場所を失うのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/9(日) 13:50

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