ここから本文です

欧州王者と南米王者の市場価格差は852億円!? “世界最高額クラブ”撃破の番狂わせなるか

Football ZONE web 10/9(日) 19:25配信

FIFAクラブワールドカップの見どころのひとつは、欧州と南米による覇権争い

 Alibaba E-Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016が12月8日に開幕する。世界6大陸のチャンピオンが集結し、開催国の日本からJリーグ王者も参戦。計7チームで「世界一」の座を懸けて熱戦を繰り広げるなか、見どころのひとつは欧州と南米による覇権争いだ。

最新推定市場価格2016 「世界で最も価値のあるプレーヤー100人」

 現大会の前身となる『インターコンチネンタルカップ』は1960年に第1回大会が開催され、かつては欧州クラブと南米クラブが“世界一”の称号を懸けて激突。1980年より通称『トヨタカップ』として日本で行われ、2005年以降はFIFAクラブ世界選手権(のちにFIFAクラブワールドカップ)に統合された。

 欧州クラブと南米クラブの優勝数はほぼ五分だ。インターコンチネンタルカップでは、欧州が10回、南米が10回。トヨタカップでは、欧州が13回、南米が12回だった。FIFAクラブワールドカップ以降(2000年第1回大会を含む)、欧州が7回、南米が5回とやや差が開き、近年は3大会連続で欧州クラブが“世界一”に輝いている。

 今大会、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)と南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)が注目を集めるなか、両クラブを“最新推定市場価格”の点で比較すると、その構図はまさに「ビッグクラブvsスモールクラブ」と言っても差し支えない。

両軍の差は852億円、36.5倍と圧倒的

 ドイツ情報サイト「transfermarkt」によれば、所属選手の総推定市場価格はレアル・マドリードの7億6900万ユーロ(約876億円)に対して、アトレティコ・ナシオナルは2100万ユーロ(約24億円)。前者のそれは世界最高額であり、後者は南米クラブトップ5にも届いていない。あくまで移籍市場における推定価格ながら、両チームの差は852億円、実に36.5倍と圧倒的な違いが見て取れる。

 アトレティコ・ナシオナルはリーグ優勝15回、コパ・リベルタドーレス優勝2回と実績十分の名門だが、チームの総推定市場価格に関してはリーグ優勝32回、UEFAチャンピオンズリーグ(前身大会を含む)優勝11回を誇る“銀河系軍団”レアルがはるかに上回る。

 また、選手個々の“最新推定市場価格”に目を向けても、両クラブの差は歴然としている。レアル・マドリードのトップ3はFWクリスティアーノ・ロナウドの125億3300万円、FWギャレス・ベイルの102億5400万円、MFハメス・ロドリゲスの79億7500万円と、世界有数のアタッカーが並ぶ。

 一方のアトレティコ・ナシオナルは、エースFWミゲル・ボルハが1億4500万円、MFマクネリー・トーレスとMFアレハンドロ・ゲラが9600万円と続く。チーム内トップ3を比較しても、レアルの307億6200万円に対して、アトレティコ・ナシオナルは3億3700万円。100倍近くの開きがあり、タレント力の差も如実だ。

 もっとも、2006年大会では南米王者のインテルナシオナル(ブラジル)が、前シーズン二冠のバルセロナ(スペイン)に1-0と勝利し、下馬評を覆す番狂わせを演じた。果たして、今大会もジャイアントキリングは起こるのか――。

 今大会、両大陸王者はともに準決勝から出場し、勝ち上がれば12月18日の決勝戦(横浜国際総合競技場/19時30分キックオフ)で激突する。

1/3ページ

最終更新:10/9(日) 19:25

Football ZONE web

Yahoo!ニュースからのお知らせ