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献身性と“デュエル”の強さが光る唯一の初招集選手 満身創痍のハリルJでチャンスを掴めるか

Football ZONE web 10/9(日) 23:31配信

「チームに徹するプレー」を強調する永木

 唯一の初招集としてロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表メンバーに名を連ねているMF永木亮太(鹿島アントラーズ)は、エゴを捨て「チームに徹する」献身性と、バヒド・ハリルホジッチ監督が強調する“デュエル”の強さで出場機会を掴もうとしている。

 この10月の最終予選2試合で初めて代表メンバーのリストに名を連ねた永木。ハリルジャパンの基本システムである4-2-3-1で出場が考えられるのは「2」のダブルボランチの一角だろう。不動のキャプテンMF長谷部誠(フランクフルト)、正確なパスで攻撃にリズムを与えるレフティーのMF柏木陽介(浦和)、守備が持ち味ながらイラク戦では後半アディショナルタイムの劇的ゴールでチームの救世主となったMF山口蛍(C大阪)など、バリエーション豊かな顔ぶれが揃う激戦区だが、永木は今か今かと出番に備えて力を溜めている。

「自分に求められる役割っていうのは球際だったり、人より走って献身的に動けるっていうところ。それを見せていかなければいけないと思っているので、チャンスが来ればそういうプレーをして、チームに徹するプレーっていうのを自分の中で心がけていければと思います」

 Jリーグの中では屈指のセットプレーの名手として知られ、正確なパスでゲームを作る役割もこなす永木。代表チームではエゴを捨て、指揮官が就任当初から強調してきたデュエルの強さや運動量を生かして「縁の下の力持ち」としての役割でアピールすると誓った。

1点を争う紙一重の展開の中では…

 最終予選ではイラク戦のように、1点を争う紙一重の展開も増えてくる。そうした場面では、チームのために身を粉にして戦える永木のような選手に声がかかることもあるはずだ。

 脳しんとうで離脱したDF長友佑都(インテル)、累積警告による出場停止でDF酒井宏樹(マルセイユ)が不在となるのに続き、イラク戦で足首負傷のFW岡崎慎司(レスター・シティ)もオーストラリア戦を欠場する可能性が浮上している。

 まさに満身創痍の状況だが、28歳の遅咲きMFは「みんな一つになってまとまって、雰囲気もすごくいい」と、チーム状態は上向いていると明かした。「イラク戦でああいう劇的な勝ち方をして、チームの勢いもすごくついているので、この勢いをオーストラリア戦につなげればいいかなと思います」と、大一番での勝利を誓った。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/10(月) 1:10

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