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「撮るだけで痩せるアプリ」実現を目指す、Lose It開発者の野望

Forbes JAPAN 10/9(日) 8:00配信

今やインスタグラムに食事の写真をアップするのは当たり前になったが、近い将来、スマホで撮ったスナップが健康に役立つようになるかもしれない。それが人気ダイエットアプリ「Lose It」の目指すゴールだ。



ダイエットと運動を記録する人気アプリLose Itは先週アップデートを実施。写真に撮った食べ物を判定し、カロリーを教える機能を実装した。

Lose Itの基本概念は食事や運動の記録を残すことが、健康を促進するというもの。その作業を簡単にし、コミュニティとつながることが効果を増大する。Lose Itのデータベースには700万項目のアイテムが登録され、写った食べ物が何かを判定。栄養データを通知し、日々の栄養摂取状況を把握する。

モチベーション向上のため、ユーザーはアプリ内で友達を見つけ、各自のダイエット目標についてチャットすることも可能だ。

同社でヴァイス・プレジデントを務めるElyse Winerは、過去にフォーブスの若手起業家リスト「30アンダー30」にも選ばれた人物。「記録を残し、コミュニティのサポートを得ることで、効果的なダイエットが可能になるのです」とWinerは言う。

アメリカ国立衛生研究所のテストでもLose Itの効果は実証された。このアプリを頻繁に使うユーザーの72.7%が、ダイエット効果を実感している。

今回導入されたSnap It機能は食事の記録を簡単にとれるようにするもの。最終的には写真で即座に栄養情報が通知・記録されることを目指すが、現時点ではまだそこには達していない。

現状ではベーグルを撮影した場合、アプリが「サンドウィッチ」や「チーズケーキ」といったタグをサジェストする。ユーザーはそれを確認した後、データを記録するのだ。「ベーグルに低脂肪クリームチーズが載せてあり、カロリーは通常のチーズの半分」といった詳細情報も追加できる。

このアプリに搭載されたテクノロジーは「フェイスブックの顔認識機能に少し似ている」とWinerは言う。画像イメージからアプリが大まかな情報を取得し、人力で確認作業を行なった後、登録を行なう。認識機能は時間を経て、改善されていくという。

Lose Itの月間アクティブユーザーは現在約300万人。ユーザーの助けを借りて認識能力を向上させ、完璧な認識機能に仕上げることがゴールだとWinerは話した。

Katheryn Thayer

最終更新:10/9(日) 8:00

Forbes JAPAN

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