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バスケBリーグ開幕 川淵三郎が改革、頼るは孫正義マネー

デイリー新潮 10/9(日) 5:58配信

 LEDが敷かれたコートの上で、文字通り、華々しく開幕したバスケットボール男子のBリーグ。Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏(79)が辣腕をふるった結果だが、実は、頼みの綱は「孫正義」マネー。繋ぎとめられるかどうか、心もとない状況だとか。

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「川淵さんで僕が気に入ったのは、“2つのリーグはまったく考えが違うから仲良くできない”と判断された点です。みな歩み寄らせようとしてきたのに、川淵さんは“あなたたちは仲が悪い。僕は新しいリーグを作るから、バスケをやりたいなら入って来なさい”と」

 そう語るのはスポーツドクターで、BリーグB2の東京エクセレンスを創立した辻秀一氏。バスケ男子リーグは10年もの間、NBLとbjリーグに分裂したままで、一昨年には国際連盟(FIBA)から国際試合の資格停止処分まで食らったことを思えば、よくぞまとまったものではある。

「元日本代表監督の小浜元孝さんが文科省に相談に行くと、“川淵さんがいいんじゃない?”と言われ、仕方なく頼んだところから改革が始まりました」

 と、Bリーグのさる幹部が打ち明ける。

「川淵さんはJBA(日本バスケットボール協会)の理事17~18人を総辞職させ、各都道府県から1、2名ずつ出ていた評議員も全員辞めさせました。旧態依然たる協会の血を一滴残らず変えないといけない、と」

 むろん、荒療治には反発がつきもので、1976年のモントリオール五輪で男子日本代表の監督を務めた吉田正彦氏が言う。

「バスケ社会にサッカーの人が来るのも、FIBAが制裁を解くまでの一過性のものだから納得したんです。ところが、川淵さんはそこで辞めずに院政を敷き、後継者にバレーボールの三屋裕子、Bリーグチェアマンに日本サッカー協会理事だった大河正明、JBA専務理事に日本サッカー協会元専務理事の田中道博を就けた。しかも3人の年俸は最高年俸選手より多い3000万円。2019年にはW杯がありますが、その予選の日程が全部Bリーグの日程と重なる。彼らはそこに何の手も打っていない」

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最終更新:12/6(火) 12:16

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