ここから本文です

相撲好き女子「スー女」が語る大相撲の魅力とは?

週刊SPA! 10/9(日) 16:20配信

 日刊SPA!読者の皆さまは、「スー女」ってヤツをご存じだろうか? 僕、ゴメス記者はお恥ずかしながら、つい1ヵ月ほど前まで真剣に「ラーメンから麻婆豆腐・天津飯・レバニラ炒め…ほかの中華料理まで、のべつまくなし酢をドバドバかけまくる女子=酢女」だとばかり思い込んでいた(いるでしょ? こーいう子ってw)。が、どうやら一般的に「スー女」とは、いわゆる「相撲好きな女性(=相撲女子)」ことを指すらしく、最近はその人口も激増しているのだそう。

 彼女らはなぜ、あえてこうも相撲に、力士に惹かれるのか? ゴメス記者の周囲にも少なからず潜伏していた複数のスー女に、緊急取材を試みた!

 スー女が今アツイ!―― 一週間ほど前の『めざましテレビ』(フジテレビ系)でも、そんな特集をやっていた。めざましテレビから得た情報を「最新のトレンド」だと断言してしまうのは、ライターとしては失格なのかもしれないが(笑)、モデルの市川紗椰・女優の山根千佳・AKB48の田名部生来……と、芸能界でも「スー女」を自認する女子は多いという。

 僕自身がぶっちゃけ、相撲にはあまり関心がないので、これまでは話題にすら上らなかったのだけれど、よくよくほじくり出せば友人・仕事仲間など、身近な女性にも「じつは私、スー女なんですよ」と告白する子がけっこういた。さっそくお話を聞いてみると……次のような“萌えポイント”が!?

1.勝敗がわかりやすい

「たとえば野球とかラグビーって、ルールを知らない女子からすれば、どっちが勝ってるのかがわかりづらかったりするので、正直観ていても退屈なんですよ。でも相撲は倒されるか土俵の外に出されたら負け……と勝敗が一目瞭然だから、初心者でも“入門”しやすいんですよね」(22歳:スー女歴2年/フリーター)

 なるほど! たしかに、野球やサッカーと幼少のころから当たり前のように触れてきている男子からすれば、それは盲点だ。となれば、やっぱ格闘技、そのなかでもレスリングやプロレスと比べれば勝敗がシンプルで、しかも瞬間で決まる相撲に女子人気が集まるのも無理はない。ボクシングやK-1系は血が苦手な女子にはキツイだろうし……?

2.日本の伝統的文化として興味がある

「日本の国技、伝統的行事に触れている厳粛な雰囲気が、なんとなくオシャレじゃないですか。スポーツ観戦っていうよりは歌舞伎を鑑賞している気分なのかも?」(27歳:スー女歴5年/商社)

 この入口から来るスー女は「相撲の精神性」「技の種類」「力士の名前の由来」……と、どんどん“深み”へとハマっていくんだとか。亜流の「歴女」ってことか?

3.カッコイイではなくカワイイ?

「近ごろは『遠藤』とかイケメン系の力士サンも出てきているけど、個人的にはは丸っこくてカワイイ力士サンのほうが好き! とくに自分は“ポチャ系男子好き”ってわけじゃないんだけど、まわりにお相撲さん体型しているような男っていないでしょ? だから、私からすれば、ちょうどパンダでも愛でている感じ……なのかなぁ(笑)?」(32歳:スー女歴10年/レースクイーン)

 卓越した才能と尋常ならぬ努力によって、あそこまで登りつめてきた力士さんをパンダ扱いするとは、まったくもって失礼極まりない物言いだが、見た目のインパクトという意味で、“スモウレスラー”が他のアスリートを圧倒しているのは間違いないのだ。

4.ちょんまげ&ふんどし(まわし)というファッションが斬新!

「当たり前ですけど、今の男子でこういう格好をしているヒトっていないですよね? いたとしてもガリガリだと、まず似合わないし。私、昔からちょんまげとふんどしフェチで……完ペキなファッション推しのスー女なんです(笑)」(25歳:スー女歴12年/アパレル)

 もしかすると、肌の露出面積だって世界で一番広いスポーツなのかもしれない?

5.いっぱい食べてくれそうで気持ちがいい

「お相撲さんって、とにかくガンガン食べまくってくれるイメージがある。イマドキの男子は小食で好き嫌いも激しくて……料理のしがいがないんです」(30歳:スー女歴1年/芸能プロマネージャー)

 つまり、昨今の若い男子の草食化に対するアンチテーゼということだ?

6.なんだかんだ言って、女子は「でっかい男」が好き?

「全体的に背が低いジャニーズ系のアイドルがもてはやされるなか、『男の身長にはあんまりこだわらない』なんてキレイごと語る子も少なくはないけど、女子って結局は、守ってもらいたい的な本能として“でっかい男”が絶対に好きなんですよ。身長が高かったり、横幅ががっちしていたり……とか?」(38歳:スー女歴20年/編集者)

 う~ん……コレは身長170㎝で体重65㎏のゴメス記者としては、とても耳の痛い話である。でも……過去の経験から照らし合わせるかぎり、すご~く納得……でもある(泣)。

 以上、メジャーなモノからニッチなモノまで、さまざまな意見を拾うことができたが、もう一つ、単純に「スー女という語感が優れている」点も、じつのところ見逃せない。「キャッチーである」ことこそが“流行らせる側”のマスコミからすれば、たまらなくオイシイ魅力なのだから……? <取材・文/山田ゴメス>

【山田ゴメス】

1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。また『解決!ナイナイアンサー』のクセ者相談員の一人でもある。日刊SPA!ではブログ「50にして未だ不惑に到らず!」http://nikkan-spa.jp/gomesu(PC版)も配信中。著書『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)

日刊SPA!

最終更新:10/9(日) 16:20

週刊SPA!

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週刊SPA!

扶桑社

2016年12月6日号
11月29日発売

¥390

・[死ぬまで年収300万円]の病巣
・眼を劇的によくする方法
・[(裏)流行語大賞]2016
・【インタビュー】ピコ太郎と古坂大魔王