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ドリアンアイス、エッグタルト…… マカオで美味とノスタルジーを堪能!

CREA WEB 10/9(日) 12:01配信

#108 Macaoマカオ
マカオの魅力はカジノだけじゃない!

 香港から西へ約60キロ。中国本土と陸続きのマカオ半島と、橋で結ばれた離島のタイパとコロアン、その合間を埋め立てたコタイ地区からなるマカオ。日本からマカオへは直行便も飛んでいますが、香港の3カ所のフェリーターミナルから海路で約1時間。本数が多く、深夜運行も行っているので、香港とあわせて訪れる人もいることでしょう。

 マカオといえば、世界最大級のエンターテイメントシティ。LEDを駆使したド派手なネオンが夜空を染める、大人のためのアミューズメントパークのよう。煌びやかなネオンのカジノでは、けたたましいBGMのスロットマシーンが列をなし、ふかふかのカーペットのフロアにルーレットやポーカーのテーブルが点在。ショーが繰り広げられるステージ付きのところも。

 そんな目がチカチカするようなカジノのイメージが強いマカオですが、その陰に隠れながらも、きらりと個性を放っているのが、ノスタルジックかつ独特なカルチャー。じんわりと、やさしく心に沁みこんでくるような魅力です。

 マカオは古代から海のシルクロードの一部であり、16世紀半ばにポルトガル人によって海上交易のために開かれた港町。キリスト教の布教の拠点でもありました。

 そのため東洋と西洋、そして中国とポルトガルの文化や伝統、風習、宗教などが入り交り、当時の栄華の名残を今に伝えています。2005年には22の歴史的建造物、8つの広場を含む「マカオ歴史市街地区」がユネスコの世界遺産に。

タイパは美味しいB級グルメの宝庫

 今回は、“離島”といっても、橋でつながっているタイパとコロアン、その合間のコタイ地区を中心にご紹介しましょう。どこか懐かしいアジアの香りと、南欧的な色使いの洗練が共存する街は、美味しい食事に活気あふれる地元の暮らし、ワクワクに満ちています。しかも、隠れ家感たっぷりのビーチも、あったりします。

 まずはマカオ半島寄りのタイパ、地元の人で賑わう市場へ。場内には原形をとどめた蒸し鶏やぶつ切りにした魚、みずみずしい野菜、特有の匂いを発する乾物など、食材の宝庫。勢い溢れる漢字の看板も、食欲を刺激する!? 

 レストランやみやげ物店がひしめく官也街(タイパ・ヴィレッジ)を歩けば、あっちに立ち寄り、こっちで買い食いと、なかなか前に進めないほど。『ミシュランガイド香港・マカオ 2016』にも登場した濃厚なドリアンアイスクリームが美味な莫義記(モックイーケイ)や、アーモンドクッキーの老舗の晃記餅家(フォンケイ)で、B級グルメを味わうお楽しみも。

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最終更新:10/9(日) 12:01

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