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上司への「ゴマすり」は効果あるのか? 「上手なやり方」も教えます

NIKKEI STYLE 10/10(月) 16:10配信

上司の言い分vs部下の言い分

 「評価されるヤツは上司にゴマをすっている。でも、自分はそんなことはしない。だから自分は評価が低い」という話をよく聞きます。これは本当なのでしょうか?

 「ゴマすり」は効果があるのか、ないのか。「ゴマすり」はすべきなのか、すべきではないのか、を考えます。

上司の言い分

 上司にゴマをすれば評価が上がるなんて、とんでもない。そんなことはありません。ミエミエのおだてに乗るほど、上司はまぬけではありません。

 部下の中には「さすがマネジャー。仕事が早いですね」というようなことを言う者がいます。そう言われても単純には喜べないですね。「君に言われたくないよ」という感じがします。

 「自分はゴマをすらないから評価が低い」と思っている部下もいるようですが、それは勘違いです。私はゴマすりなど求めていません。それよりも、アドバイスしたことについて結果を知らせたり、こちらが労力をかけて支援したことについてひとこと感謝の言葉を述べたりしてほしいものです。ゴマをする、すらないの問題ではなく、対人関係をもっと考えてほしいということです。

 管理職の中には、部下のおだてに乗るタイプもいるとは思います。でも、そんな管理職は少数派です。いまどき、一部の部下と頻繁に飲みに行き、おだてに乗って評価を上げる上司など、めったにいませんよ。

【部下に求めること】
*「ゴマすり」と評価は無関係と考えてほしい
*アドバイスしたら結果を知らせてほしい
*支援を受けたら感謝の言葉を述べてほしい

部下の言い分

 職場に、大して実績をあげているわけではないのに、いつも評価が高い同僚がいます。たぶん、上司にゴマをすっているからです。しょっちゅう「マネジャーのおかげです」なんて言っており、それを聞いた上司はうれしそうにしています。でも、自分は上司にゴマをするつもりはありません。そんなみっともないことはイヤです。いつか、誰かが仕事ぶりをきちんと見て正当に評価してくれると思っています。

 「ゴマすり」に乗る上司もどうかと思いますが、ゴマをする同僚も嫌いです。彼は上司だけでなく、他部署のメンバーやサポートスタッフまで、あっちこっちでゴマをすっています。八方美人で軽薄なヤツです。でも、そういうミエミエの「ゴマすり」でも喜ぶ人がいるのが不思議です。どっちもどっちです。

【上司に求めること】
*部下のおだてに乗って喜ぶのはやめてほしい
*仕事ぶりを見て正当に評価してほしい

 「ゴマすりは効かない」と言う上司、「ゴマすりが評価に影響している」と言う部下。両者の言い分は真っ向から対立しています。どうすればよいか、考えましょう。

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最終更新:10/10(月) 16:10

NIKKEI STYLE

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