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トマトを食べるだけ!ビタミンEの100倍の効果「ファイトケミカルス」が肌の潤いアップに!

ダ・ヴィンチニュース 10/10(月) 15:00配信

 「私たちの体は、私たちが食べたものでできている」、「今日、私たちが食べたものが、明日の、来月の、来年の、そして10年後の自分をつくる」。だからこそ、食べ物についてよく知り、考えながらおいしく食べること。特にファイトケミカルスとオーガニックに注目した食生活についてわかりやすく記されているのが、『野菜とくだもののパワー ファイトケミカルスできれいになる本』(宮澤陽夫:監修/祥伝社)である。

「ファイト」は植物のことであり、「ケミカルス」とは化合物という意味がある。つまり「ファイトケミカルス」とは、野菜や果物のような植物に含まれている色素や香りなどの機能性成分のことである。

 実は、ファイトケミカルスは植物が外敵から自分の身を守るために作り出した成分だが、私たち人間の体にとっても重要である。例えば人間の体も紫外線やストレスのような外敵に接触すると、体内には活性酸素という物質が作られ、病気やエイジングを引き起こすようになる。この活性酸素を体の中から消し去ることができるのが、ファイトケミカルスである。

 特に人間は年齢を重ねると、活性酸素を除去するシステムの働きそのものが悪くなってくる。毎日のちょっとした体の不調をそのままにせず、ファイトケミカルスが含まれている野菜や果物のパワーで予防することが大切だ。

 例えばトマト。本書には「リコペンの抗酸化力は、β-カロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上とファイトケミカルスの中でも最強クラス」であり、メラニンの生成を抑え、肌の潤いやハリをアップさせる美肌効果もあるという。さらに「リコペンは熱に強く、油と一緒に摂ると吸収率が高まるのでソースやスープにするのも◎」と料理のコツまで掲載されているので、毎日の食事に活かしやすい。

 さらに農薬を使わず土作りにまでこだわったオーガニックの野菜や果物が、一般的な栽培法とどう違うのか。60年以上独自の自然農法を続ける農業法人の代表によると「土が健康なら(中略)作物は健康に育つ。その力をもらうことで、私たちも健康に生きられる」とある。常温・日陰に10日間おいた小松菜の比較写真を見ると、やはり健康な土で育った野菜にはみずみずしさと生きる力が備わっていることに改めて気づかされる。

 この他にも、色素成分にもなっているファイトケミカルスは、赤・紫・黄のようにカラー別に機能と食品が紹介されてたり、モデルや料理研究家たちのコメントもある。特に女性誌で活躍するモデルのRINAさんは、自宅の精米機でお米を七分づきや五分づきに精米するほか、野菜と果物のジュースのおかげで、ヘアメイク担当からも肌の調子がいいと褒められるという。美人で美ボディのモデルが、どんな野菜や果物を選び、どんなライフスタイルを送っているのか。さまざまな美へのこだわりを知ると、同じように”ちょいベジ習慣”をつい試してみたくなる。

 食欲の秋。ファイトケミカルスやオーガニック食品の情報が満載の本書は、健康的な体を目指す人や料理ビギナーの人に向けた入門書にぴったりだ。

文=富田チヤコ

最終更新:10/10(月) 15:00

ダ・ヴィンチニュース

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