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バイオレンス、エロス、SFの巨匠・永井 豪が選ぶ『ターニングポイントとなった自作マンガ』3本

ローリングストーン日本版 10/10(月) 15:00配信

映画『CUTIE HONEY -TEARS-』の原作であるマンガ『キューティハニー』。その作者、永井 豪は大変な多作家で、創造したキャラクターも数多い。のちのマンガ、アニメ、映画などに多大なる影響を与える名作を数々生み出してきた巨匠、永井 豪。その本人が選ぶターニングポイントとなった自作マンガは、やはりこれだった。

【写真あり】バイオレンス、エロス、SFの巨匠・永井 豪が選ぶ『ターニングポイントとなった自作マンガ』3本


永井 豪が選ぶ『ターニングポイントとなった自作マンガ』3本


『デビルマン』(1972~73年)

『デビルマン』を描いていた時は、ストーリーマンガ家として成立したいという気持ちがすごく強くて。それまではギャグマンガ的なものを描くことが多かったので、真逆なもの、暗くて破滅的な作品を作りたいという思いが大きかったんです。まさに無我夢中で描いた作品ですね。


『マジンガーZ』(1972~73年)

子供時代から手塚(治虫)先生の『鉄腕アトム』や横山(光輝)先生の『鉄人28号』に親しんできて、大人になったら、いつか自分なりのロボットマンガを描いてみたいと思っていたんですね。それが実現したのが『マジンガーZ』という作品です。

巨匠・永井 豪が選ぶ自作マンガ、最後はやはりあの作品

『キューティーハニー』(1973~74年)

ハニーの場合は、もしかしたら『鉄腕アトム』のウランちゃんの影響があるかもしれないですね(笑)。ただ手塚先生がやらなかった、色っぽいロボット像を作りたいという思いも少しありました。ハニーというキャラクター自体は、僕の中にあったかわいい女の子の集大成であり、僕が作ってきたヒロインの発展型だと思います。

GO NAGAI
永井 豪 1945年、石川県生まれ。67年に『目明しポリ吉』でマンガ家デビュー。以降、『ハレンチ学園』『あばしり一家』『デビルマン』『マジンガーZ』『ドロロンえん魔くん』『キューティーハニー』『バイオレンスジャック』といった、話題作、問題作を次々と世に送り出していく。作品は海外でも高く評価され、アニメ化や実写化されたものも多数。時代を経てもまったく古びることのない名作群は、マンガの世界にそびえる金字塔であり、新たなファンを生み出し続けている。

『CUTIE HONEY -TEARS-』
監督/A.T. ヒグチリョウ
出演/西内まりや、三浦貴大、石田ニコルほか
10月1日(土)より、イオンシネマ・Tジョイ系にて全国公開
http://www.cutiehoney-movie.jp/

Text by Shinjiro Fujita (RSJ)

RollingStone Japan 編集部

最終更新:10/10(月) 15:00

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