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大阪・梅田スカイビルのすぐ近く リンゴづくしのスイーツカフェ

CREA WEB 10/10(月) 12:01配信

 JR大阪駅から徒歩約12分。そびえ立つ梅田スカイビルのすぐ近くにある小さなカフェが、松本永理佳さんが営む「elicafe by Cafe-inn」。お店の目印は、赤いテントと赤い立て看板。中に入ると、箱に入ったリンゴが並んでいます。そう、ここは、リンゴがテーマのカフェなのです。

 2014年にオープンしたお店は、1階がキッチンにカウンター2席とテーブル2席。階段を上がった2階は14席で、ギャラリーにもなっています。一角には靴を脱いで憩える席もあり、絵本が置かれていて、子供連れで訪れる客も多いのだとか。

「飲食店を経営しようと決め、まず働いてお金を貯めました。それから3年間、コーヒーのお店と紅茶のお店でそれぞれ働きながら、物件探し。たくさんの物件を見た中で、ここの場所が気に入って」とにっこり。大阪駅や梅田駅からも歩いて来られて、どこか、ゆったりした空気が流れている場所です。

 念願のお店は、最初、コーヒーと紅茶とベーグル、リンゴがテーマでした。「『丸ごと焼きりんご』を出したら、大人気になって。青森や長野の生産者さんに電話をして、直接リンゴを送ってもらい、色々なメニューを考えました。リンゴについての本もたくさん読みました。知れば知る程、リンゴって奥深いんですよ」。

 取り寄せたリンゴをお店で販売したり、アーティストが作るグッズやポストカードも並べたりして、“リンゴのカフェ”として知られるようになりました。

一番人気の「丸ごと焼きりんご」

 リンゴのメニューをご紹介しましょう。

「丸ごと焼きりんご」は、一番人気。焼きリンゴにアイスクリームをたっぷりとトッピングしたボリュームのある一品。

「作り方はとっても簡単なんですよ。リンゴの芯を抜いた後に、レーズンとシナモンパウダー、ハチミツ、バターを詰めてオーブンで焼きます。リンゴの種類や大きさによって時間は変わりますが、20分位」と松本さん。そうして焼いたリンゴを一晩冷凍庫に入れるのがポイントなのだそう。注文があってからもう一度焼いて出すと、柔らかいけれどシャキシャキした食感が楽しめる焼きリンゴになると言います。

 さらに、ハチミツの量を控え、赤いリンゴにはシナモン、青リンゴにはナツメグとスパイスを変えたり、アイスクリームも濃厚なタイプではなく、さらっとした味わいのものにしたりするなど、リンゴのおいしさを引き立てる工夫が色々。

 さっくりしたリンゴの食感、程よいスパイスとバターの香り、優しいリンゴとハチミツの甘み。熱々のリンゴでアイスがとろけるリッチな味わい。一度食べたら、ヤミツキになるおいしさです。

 カフェでぜひ味わいたいのが「りんごスタックパンケーキ」。リンゴの形を生かしたパンケーキが運ばれてくると、歓声が上がります。

「リンゴを輪切りして、花形のくりぬきを入れ、中にシナモンを入れたパンケーキ生地を流して焼き、重ねてお出ししています」と松本さん。リンゴとモチモチしたパンケーキとのバランスが抜群。品種別に作っている自家製リンゴ酵素シロップをかけて味わうと、さらにリンゴの風味が増します。リンゴ好きにはたまりません。

 フレッシュのリンゴに熱い紅茶を注いでミキサーにかけた「りんごティー」や、自家製リンゴ酵素シロップを入れた「りんごラテ」など、リンゴのドリンクと合わせるのが、ここらしい楽しみ方です。

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最終更新:10/10(月) 12:01

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