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ハリル監督の「修正能力」の程をオーストラリア戦で見極めよ!

SOCCER DIGEST Web 10/11(火) 10:24配信

「得点率をもっと高めたい」というコメントの方が本音だろう

 ロシア・ワールドカップのアジア最終予選、イラク戦で負けたら、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督のクビは飛んでいただろう。

 後半アディショナルタイム、山口蛍の決勝点は値千金だった。どうにか、戦いを次に繋げられたからだ。

 しかし、試合内容はお粗末で、評価できるポイントは少なかった。

「このチームの強みは、多くの選手が点を取っていること」

 そう語るハリルホジッチは、山口が得点を決めたことに胸を張ったが、「得点率をもっと高めたい。なぜなら、いつもいつも10回も決定機を作れないからね」というコメントの方が本音だろう。

 イラク戦でも、幾度もあった好機をなかなか決めきれなかった。右サイドの本田圭佑は抜け目なくシュートポジションに入ったが、ゴールネットを揺らせていない。ここ数試合のデジャブーを見せられるような展開だった。

「審判が日本を助けた」とイラクの監督は不満を示したが、確かに先制点は本田のパスがオフサイドだった疑いがあるし、2点目の場面でも、イラクは怪我人を戻す許可が与えられず、アディショナルタイムも6分と長かった。

 ハリルホジッチはUAE戦で、ジャッジによって負けた、と何度も繰り返していたが、このイラク戦ではジャッジで勝ったに等しい。つまり、ジャッジも含めての勝敗と言えるのだ。

 そんなことよりも、ディテールを掘り下げることの方が重要である。

 例えば、セットプレーからの失点が続くディフェンスの問題は、まったく改善されていない。

「セットプレーで失点の気配が漂っている。ディフェンスに大きな問題を抱えているのは間違いない」

 そう解説したのは、『「戦術」への挑戦状 フットボールなで斬り論』(東邦出版)の共著者で、ワールドサッカーダイジェストの連載を長年にわたって続けているヘスス・スアレス氏だ。

「セットプレーでの、てこ入れが必要だろう。イラク戦では、失点の時だけでなく、相手の21番(サード・アブドゥルアミール)に競り負け、ポストにヘディングシュートを当てられていた。日本には高さが足りない」

「両ゴールポストにディフェンダーを入れ、GKが積極的に空中戦に対応し、ひとりがそこをカバーするのは、ひとつの手かもしれない。あるいは、マンツーマンでは手が足りないのでゾーンにするとか」

「良いボールが入ると、苦しい場所が出てくる。今のままでは、失点を繰り返すだけだろう」

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最終更新:10/11(火) 10:24

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