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トヨタや日産の「自動運転車」は いつから乗れる?

NIKKEI STYLE 10/11(火) 10:40配信

条件付きながら、自動運転が可能になったと聞きました。

 「日産自動車が8月末に発売したミニバン『セレナ』は、一定条件で自動走行できる機能があります。ドライバーがアクセルやブレーキ、ハンドルの操作をしなくても、車間距離を保ちながら高速道路を走り続け、カーブも曲がれます。ただし、自動で車線変更はできず、一般道での自動運転はできません。これは、米運輸省の高速道路交通安全局(NHTSA)が定めた自動運転の基準で『レベル2』の水準です」

 「コンピューターや人工知能(AI)の技術の進化で、自動運転がかなり実用化に近づきました。日産は2018年には車線変更も可能にし、20年には一般道でも自動運転できる車の発売を目指しています。トヨタ自動車も、19~20年にレベル2に相当する自動運転車を発売するようです」

自動運転にも段階があるのですか。

 「NHTSAの基準で最も低い『レベル0』は、自動運転機能の無い一般の車です。『レベル1』は、前方に障害物がある場合に衝突を予測して自動的にブレーキが作動するなど、先進運転機能を持つ車が相当します。こうした先進運転機能を複数連動させて、ドライバーが一定の制御を車に委ねられる水準になると『レベル2』です」

 「『レベル3』では、機能的には人間がまったく関与せず自動運転できますが、いざというときは人間が制御を肩代わりしなければなりません。『レベル4』になると、人間は目的地を設定するだけで、完全に自動運転できます」

 「レベル4を実現するには、昼も夜も、太陽が照りつける日も大雨や雪の日も、ほかの車や歩行者の姿、信号や道路状況など様々な情報を正確に認識しなければならないため、かなりハードルが高くなります。それでも、米フォード・モーターは21年までにレベル4の技術を搭載した車を発売すると発表しています。AIの進歩や、無線通信の高速大容量化が進めば、不可能な話ではありません。車が完全に無人の状態でも自律的に道路を走る日は遠くない将来、必ずやってきます」

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最終更新:10/11(火) 10:40

NIKKEI STYLE

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