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ハリルが豪州戦1トップ起用のエースに不満爆発 「本田がもう少し良ければ勝てた」

Football ZONE web 10/11(火) 20:25配信

敵地で1-1ドロー後に名指しで批判 PK判定には大激怒

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節のオーストラリア戦で、相手の同点弾に直結した主審のPK判定にブチ切れた。1ー1ドローに終わった試合後は1トップで先発し、先制点をアシストしたACミラン本田圭佑について、「本田がもう少し良ければ勝てた」と名指しで苦言を呈した。

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 1-0で迎えた後半6分、エリア内で原口元気がFWユリッチを倒してPKを献上。GK西川周作はMFジェディナクに、真正面にPKを決められ同点に追いつかれてしまう。

 すると、ハリル監督はPKの判定に激怒し、右手と左手を交互に振り上げて怒りを露わにした。原口は背後からのレイトチャージだったため、PKは妥当な判定にも見えたが、怒りは収まらず。バーレーン人主審に食ってかかった。

 さらに1-1で迎えた同39分、途中出場のFW浅野琢磨の飛び出しがオフサイドと判定されると、またも激怒。あまりの取り乱しぶりから第4審判などに囲まれ、制止される一幕もあった。

「勝ち点1というよりは、勝ち点2を失った。このようなファウルをしてはいけない。しっかり我々はオーガナイズして、オーストラリアにチャンスは作らせなかった。2、3回ゴールするチャンスもあった。勝ち点2を失った。ただ選手は素晴らしい試合をした。タクティクスで素晴らしく管理してくれた。もう少しフレッシュさやスピードがあれば勝てたと思う」

4年ぶりの1トップ抜擢も評価は厳しく

 試合後のハリル監督は、悔しさをにじませた。ロシアW杯に向けた最大の決戦で、指揮官はギャンブルに出た。ACミランの日本代表FW本田圭佑を、ハリル体制初となる1トップで先発起用。6日の第3節イラク戦(2-1)で獅子奮迅の活躍を見せた清武弘嗣(セビージャ)をベンチスタートとし、ドルトムントMF香川真司をトップ下で先発させるなど、スタメンを4人入れ替えた。そして本田は1トップ起用に応え、原口の先制弾をアシストするなど仕事をこなした。

 だが、ハリル監督の評価は厳しいものだった。

「少しタクティクスでサプライズを起こそうと思った。それは効果的になるようにということ。本田のパフォーマンスが、もう少し良ければ勝てた」

 本田は4年ぶりとなる1トップのプレーで、最前線で身体を張っていたが、指揮官にとっては満足のいくパフォーマンスではなかったようだ。

「まずはこの試合をしっかり分析して、ペナルティーをやられてフラストレーションがあるが、その後にサウジアラビア戦の話をしたい」

 指揮官は最後まで、悔しさを爆発させていた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/11(火) 20:29

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