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映画『ダゲレオタイプの女』:黒沢清監督&タハール・ラヒムが語る仕事術

ローリングストーン日本版 10/11(火) 18:30配信

ヨーロッパで根強い人気を誇る黒沢清監督が、オールフランスロケ、外国人キャスト、全編フランス語で撮り上げた海外初進出作品『ダゲレオタイプの女』は、世界最古の写真撮影方法"ダゲレオタイプ"をめぐり、生と死を見つめた究極のラブストーリーだ。

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主人公を演じたのは、セザール賞主演男優賞を受賞したジャック・オディアール監督作『預言者』、中国の鬼才ロウ・イエ監督作『パリ、ただよう花』、イラン映画で初めてアカデミー外国語映画賞を受賞したアスガー・ファルハディ監督作『ある過去の行方』、ドイツの若き名匠ファティ・アキン監督作『消えた声が、その名を呼ぶ』など、世界の名だたる監督たちから信頼を得る実力派タハール・ラヒム。初来日したタハールと黒沢監督が、初タッグを組んだ本作について語ってくれた。


(C)FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS – LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinéma

ーお二人はどのようにして出会ったのですか?

黒沢監督:初めてタハールに出会ったのは、フランスの北部で開催されたドーヴィル・アメリカ映画祭だったと思います。その時はこの映画の企画は動いていなかったので、ちょっと挨拶した程度でしたね。

そして、フランスで映画を撮る企画が立ち上がった時に、"あの時に会ったタハールがいいな"と。彼が出演している他の素晴らしい作品も見ていたので、迷いなく第一候補に挙がりましたね。だけど、真っ先に浮かんだのはスケジュールが調整できるのかという懸念。彼はとても忙しいので、スケジュールを合わせるとなると、10年先になっちゃうんじゃないかなとかね(笑)。

タハール:僕は、"こんな機会を逃すわけにはいかない"という感じでしたよ。

ータハールさんはこれまで名だたる監督とお仕事されてきましたが、黒沢監督と出会う前から黒沢監督の存在や作品はご存知でしたか?

タハール:もちろん知っていました。初めて黒沢監督の作品を見たのは、モンペリエの大学に通っていた頃で、僕はジャンル映画について勉強していました。そのとき日本映画で取り上げられていたのが、黒沢清監督と北野武監督でした。特に黒沢監督の作品は研究していましたよ。最初に見た作品は『CURE キュア』(1997)で、その後『叫』(2006)、『回路』(2000)を見ました。

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最終更新:10/11(火) 18:40

ローリングストーン日本版

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