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睡眠より仕事に直結! マインドフルネスで脳を鍛える

NIKKEI STYLE 10/12(水) 7:47配信

 気づいたら関係ないことを考えている、頭がぼんやりして集中できない――情報過多の中、現代のビジネスパーソンは常にマルチタスク状態に追い立てられている。こんな状態の中、「疲れている」と自覚している人も多いのでは? 本特集では、疲れ切った今の状態をなんとかして、日々のパフォーマンスを向上させたいと思っている人のための生活術をお届けする。 第1回は「瞑想(めいそう)」。最新の脳科学研究によって、瞑想がストレスを軽減し、集中力や創造性を高めることについての検証が始まっている。意識が「今ここ」に集中した状態を「マインドフルネス」と呼び、仕事のパフォーマンス向上や生活の質の改善に役立てる動きも広がっている。組織の健康づくりに関する調査・研究を行い、マインドフルネスの普及にも力を入れている会社Campus for H(東京・渋谷)のリサーチマネージャー・西本真寛さんに話を聞いた。

■仕事で成果を上げるには睡眠よりも瞑想?

 「マインドフルネス」とは、自己の内面を観察することによって、注意の向きをコントロールし、「今ここ」に集中している状態、あるいはそのためのメンタルトレーニング。これによって認知や感情、行動に影響を与え、生活の質を高めることができるといわれている。

 マインドフルネスのためのトレーニング方法の一つが瞑想で、Campus for Hは2014年、日本人約1470人を対象に、瞑想などの健康行動と仕事のパフォーマンスの関係を調査した(※1)。これによると、瞑想習慣のある人は、瞑想習慣のない人に比べて、「ワーク・エンゲイジメント(働く人がどれだけ生き生きとしているかを測定する概念)」「自分で自覚する仕事のパフォーマンス」「仕事の満足度」が高かったという。



 「興味深いことに、仕事のパフォーマンスとワーク・エンゲイジメントは、睡眠よりも瞑想の方が関連が強かったのです」(西本さん)

※1 「健康行動と仕事のパフォーマンス関係調査」結果(http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0128287)

※2 図中の「0.1%水準で有意」とは、研究でみられた関連性が偶然に過ぎない可能性が0.1%あるということ。同様に、5%水準で有意であれば、研究でみられた関連性が偶然に過ぎない可能性が5%ということだ。つまり、有意水準の値が小さいほど、関連性のある可能性がより高いことを意味する。

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最終更新:10/13(木) 7:47

NIKKEI STYLE

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