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後手を踏んだ交代策にハリルが言い訳 投入が遅れた理由は「ベンチ要員の経験不足」

Football ZONE web 10/12(水) 0:49配信

試合後の会見で言及 「齋藤や浅野はプレッシャーに負けてしまうかと…」

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、11日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節のオーストラリア戦で1-1のこう着状態が続くなか、後半37分に負傷したMF小林悠(川崎フロンターレ)の代わりにMF清武弘嗣(セビージャ)を投入するまで、ベンチで動きを見せなかった。試合後の記者会見で、指揮官にはベンチワークの遅さを指摘する質問が突き刺さった。

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「後半は選手に疲れが見えた。最初の交代は後半37分。3人の交代のプランは?」

 指揮官は後手に回ったように見えた采配について、「同点にされた場面で、試合のビジョンを少し変更せざるを得なかった。仰るように、何人かの選手は疲れていました。そしてオーストラリアはFKかCKからしか点を取れないので、その管理をするための選手を連れてきた」と説明した。

 1トップで先発した日本代表FW本田圭佑は、後半に消耗の度合いを深め、カウンター時に前線のスペースへ蹴り出されるロングボールに追いつけなかった。それでも高さの足りないチームにおいて、セットプレーでの守備要員として本田と小林を重用していたようだ。

「本田と小林には本当に正確な役割を与えていた。齋藤や浅野は経験なく、プレッシャーに負けてしまうのではないかという不安もあった。もしかしたら、もっとフレッシュな選手を入れるべきだったかもしれない。ただ、疲労もありました。危険なのはFKだけでしたので、新しい選手を入れました。特に丸山です。それはタクティクスチョイス(戦術面の選択)です。それ以外に何ができたかは分かりません。オーストラリアはアジアチャンピオンなので、リスクは大きく取れない」

交代策に指揮官の意図が見えず

 清武投入時には当初、浅野を先にピッチに送り込む予定だったが急きょ取り止め、浅野は後半39分に本田と交代でピッチに送り込まれた。最終予選の大一番で、Jリーグで切れ味鋭いドリブル突破を見せる齋藤学(横浜F・マリノス)には、2試合とも出番を与えなかった。宇佐美貴史(アウクスブルク)、武藤嘉紀(マインツ)が負傷離脱する不運があったとして、経験不足によって起用をためらうジョーカー役をなぜ代表に選出したのだろうか。

 後半アディショナルタイムには、原口に代えて国際AマッチデビューとなるFC東京DF丸山祐市を投入した。ドローを狙うのか、勝ちにいくのか。日頃から戦術面を強調した指導を行う割に、指揮官の意図が見えない90分間だった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/12(水) 0:49

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