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「ラッキーボーイ的な感じ」右肘痛から復帰、今宮健太の勝負強さ。役者揃い、王者に挑むホークス

ベースボールチャンネル 10/12(水) 11:20配信

ファーストステージでは値千金のタイムリー

 クライマックスシリーズ(以下CS)ファーストステージでロッテに連勝し、ファイナルステージへと駒を進めたソフトバンク。2戦ともに初回、清田育宏に先頭打者ホームランを打たれ先制を許してしまった。しかし、そこから逆転しての勝利。ソフトバンクらしい打線のつながりも見られ、2位からの日本一へ向けて好発進した。

 1戦目はキャプテンの内川聖一がタイムリーとホームランで2打点。2対2の同点で迎えた8回、右肘痛から復帰した今宮健太の一振りで試合を決めた。左前タイムリーで2点を加えて初戦を飾った。

 今宮は「前進守備だったのでバットに当てれば何とかなると思った。最高の結果が出てよかった」と笑顔を見せた。

 さらに「1年間ショートを守り続けないといけない思いはあったが、初めて試合に出られないケガをしてしまった。診断の結果、ねずみ(右肘遊離軟骨)だったので選手生命に影響はない。残りの試合、全力で頑張ります」と力強く語った。

 4対1で勝利した2戦目にも2安打2打点の活躍を見せた今宮。

 8回一死満塁での一本は「打つべくして打ったわけではない」としながらも、2点タイムリーとなって試合を決定づけた。CS前は出場が危ぶまれたが2戦ともフル出場し、守備も華麗にこなして見せた。

「最初は腕が振れるかとか不安もあったが、最初のアウトを取れて安心した。思った以上に投げられたし、すべて無難にこなせてよかった」と安どの表情を浮かべた。

あとは柳田から快音聞かれるか

 ファーストステージでは自身を「ラッキーボーイ的な感じ」と表現した。

 短期決戦はそんな選手が必要となる。

 工藤公康監督は「柳田くんも今宮くんもまだ万全ではない中、ベストメンバーを組めて、相手にプレッシャーをかけることができた」と話す。チームを勢いづける今宮の活躍は数字以上に大きな影響を与えた。

 投手の粘投に打線が応える戦いを繰り広げ、本来の形を取り戻したソフトバンク。

「投手陣がしっかり投げて、打撃陣がしっかり打つ。つなぐ野球で少ないチャンスをものにするのがうちの野球。これを日本ハム戦でも出していきたい」と工藤監督。

 さて、12日から日本ハムとのファイナルステージが始まる。ここを突破するためには、今宮だけでなく、あの選手のフルスイングが必要となる。

 右手薬指骨折から復帰したが、ファーストステージではまだ無安打の柳田悠岐。

 眠りから覚めたときの爆発ほど怖いものはない。豪快なスイングから快音が聞かれたとき、チームの勝利がぐっと近くなるはずだ。


古江美奈子

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:10/12(水) 11:20

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