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最悪! 「何でも自分でやりたい病」を治す方法

東洋経済オンライン 10/12(水) 9:00配信

「この仕事は自分がやったほうが早い」「あの仕事はほかの人には任せられない」……このような思考の持ち主は、なんでもかんでも仕事を抱え込むことになり、結果的にプロジェクトが遅れることになります。
日本IBMのシニア・プロジェクト・マネジャーとして数百人のメンバーを抱える木部智之氏は、「外資系企業では、たとえ能力があっても、仕事を抱え込んでしまう人は無能と判断される」と言います。『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』の著者であり、自他共に認める“スピード狂”である木部氏に、仕事のスピードが速い人が実践しているクールな仕事の任せ方について教えてもらいました。 

 「俺ばかりが仕事をして、ほかのメンバーは全然使えないよ」などと愚痴を言う人がよくいますが、それは自分自身が仕事ができないことを自慢しているようなものです。一人が仕事を抱え込んでしまうと、そこで仕事が滞留し、チーム全体の仕事が遅れる結果となります。

 特に、あなたがチームのリーダーである場合は要注意。自分ばかりが仕事を抱え込んでしまって忙しくしていると、チームを動かすという最も重要な仕事をすることができなくなります。抱え込む必要のない仕事は手放し、ほかのメンバーに任せることが、チームの仕事効率を上げるポイントです。

■忙しいことを「偉い」と思っていないか? 

 「デリゲーション」という言葉をご存知でしょうか。私の仕事環境では、わりとよく使われる言葉で、日本語では「委任」とか「権限委譲」という意味です。

 世界的ベストセラーである『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)には、次のように書かれています。

 「目標達成には、2つしか方法はない。自分でやるか、ほかの誰かにその仕事を任せるかだ。ほかの人に任せることをデリゲーションと言う」

 リーダー、特に大きなチームや組織を率いるリーダーであればあるほど「デリゲーション」をうまく活用しなければいけません。

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最終更新:10/12(水) 14:55

東洋経済オンライン

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