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「女性活躍」テーマに注目なら“男くさい銘柄”が面白いワケ

会社四季報オンライン 10/12(水) 21:06配信

 『会社四季報』を読破していると、何気ないひと言をきっかけに大きなテーマに気づくことがあり、そのテーマを深掘りしていくことで思わぬお宝銘柄にたどり着くことがよくある。これはまさに「風が吹けば桶屋が儲かる」的アプローチだ。今回は先月発売された最新の秋号から具体例を挙げて、あるひと言から具体的な銘柄に落とし込むまでの流れを追って解説していきたいと思う。

■ 相場テーマの見つけ方

 秋号ではいつものように気になるコメントは山ほどあった。その一つに、技術マニュアル作成で有力なシイエム・シイ <2185> の「【病院】2025年問題」というコメントがあった。四季報では「はて?」と思ったら読み飛ばしてはいけない。「2025年問題って何だっけ?」といったん立ち止まり、その場で意味を調べることがまずは重要だ。

 2025年問題とは、2025年に団塊の世代が75歳以上の後期高齢者の仲間入りをし、今まで以上の「超高齢社会」に突入することを指す。この時から社会の高齢化はますます加速していく。

 証券関係者は顧客に対して「この株、絶対に上がります」など、「絶対」という断定的な言葉を使ってはならないとされている。そんな中でも絶対といえるのは、人は1年で1歳としを取るという事実であり、2025年問題は数年後に「絶対に」直面する避けて通れない構造的問題である。

 銘柄落とし込み作業で次にやるべきことは、政府や公的な機関が発表しているデータを確認する作業だ。ここでは内閣府が公表している「平成28年版高齢社会白書」から日本の人口動態を見てみよう。

 日本の総人口は2015年10月1日現在で1億2711万人。65 歳以上の高齢者人口は1950年には総人口の5%に満たなかったが、現在はその数3392万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)は26.7%と急膨張した。これは4人に1人が高齢者という状態である。

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最終更新:10/13(木) 18:16

会社四季報オンライン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。