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グリコがエキナカ土産に参入! “半生感”で勝負

日経トレンディネット 10/12(水) 12:19配信

 江崎グリコ(以下、グリコ)は2016年10月1日、エキナカで土産物店やコンビニエンスストアを運営するJR東日本リテールネットと共同開発したチョコレート菓子「Bitte <TOKYO FUSION>(ビッテ トーキョーフュージョン)」を東京駅限定で発売した。

【関連画像】クリーム部分はオーストラリア産のクリームチーズ、タイ産のパイナップル、北海道産の生クリーム、ジャマイカ産のラム酒を混ぜ合わせている

 「東京は世界中から多種多様なモノが集まる都市」というコンセプトのもと、世界各地から選んだ素材を使用。フランス産の岩塩と米国産のアーモンドを使用したビスケット生地でクリームをサンドし、ガーナ産のカカオを使用したチョコレートでコーティングしている。食べやすく配りやすい個包装タイプで、グリコは「帰省土産だけでなく、東京駅近郊で働く人のちょっとしたお土産としても使ってほしい」と話す。

“高級ポッキー”の成功を東京駅でも!?

 今回のプロジェクトは、2020年の東京五輪に向けて新たな東京土産を開発したいJR東日本リテールネットが、2012年に大阪の百貨店限定からスタートした“高級ポッキー”「バトンドール」をヒットさせたグリコに声をかけたのがきっかけ。JR東日本リテールネットの三橋正一取締役は「我々もこういう商品をずっと作りたかった」という。

 一方、グリコ側のメリットも大きい。エキナカという新たなマーケットに参入できるだけでなく、「ビッテ」という既存ブランドの限定品なので、既存ブランドの認知度も高められるのだ。

 ビッテは2012年秋に「コーヒーに合うチョコレート菓子」として発売された。トーキョーフュージョンと同じくクリームを挟んだビスケットをチョコレートコーティングした構造で、現在は2商品が販売されている。メーンターゲットは大人の女性だ。

 しかし、開発にあたっては「ビッテありきだったというわけではない」とグリコのチョコレートマーケティング部 小林正典部長は話す。「どんな菓子にするかはゼロから議論した。ポッキーを応用することも検討したが、複数の層で構成しているビッテならいろいろな要素が詰め込めると考えた」(小林部長)。

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最終更新:10/12(水) 12:19

日経トレンディネット

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