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iOS 10で「Siri」はどこまで進化したのか?

日経トレンディネット 10/12(水) 12:35配信

 iPhoneで、キーボードで入力をしなくても、音声で問いかけることで質問に答えたり操作ができる音声アシスタントの「Siri」。以前は、電話やiMessage、カレンダーやアラームなど、iPhoneの標準アプリのごく一部の機能を操作するだけに止まっていたが、対応する標準アプリや操作も増え、音声の認識精度も上がってきた。

【関連画像】Siriの例文を示すページで「App Storeで検索」をタップすると、App Storeが起動してSiri対応アプリを探せる

 しかも新しいiOS 10では、サードパーティー製アプリであっても、Siriで操作できるようになった。実際に、どのようなことができるようになったのか見ていこう。

●Siriはどう変わった?

 Siriを起動し、「何ができるの?」と尋ねるといくつかの例文が現れる。これらは、iPhone標準アプリを操作する例文だ。

 なお、ここに表示される例文は278個ほど。この数はiOS 9から10個しか増えていない。つまり、標準アプリの操作については、これまでのiOSとあまり変わらない。

 しかしiOS 10からは、サードパーティー製アプリを操作できるようになった。ここに表示されないアプリでも、Siriから操作できるものもある。

 まずは、Siriに対応したアプリをインストールしよう。Siriに対応したアプリは、例文を表示したページを一番下までスクロールして「App Storeで検索」をタップすることで探せる。

どこまで便利になる?

 iOS 9でも「Googleマップを起動」などと言えば、サードパーティーのアプリを起動することができた。しかし、iOS 10からは、起動だけはもちろん、操作もできるようになった。

 例えば、ランニング/ウォーキング記録アプリ「Runtastic」ではアプリを起動してワークアウトを開始するところまでSiriだけで操作できる。

 もし、Siriで操作できない場合、「設定」を確認するといい。「Siri」の「Appサポート設定」をオンにしなければ、Siriから操作できない。

 この設定がオンになっていても、Siriを操作できない場合、そのアプリが、「どういった例文を認識するのか」を確認する必要があるだろう。

 App Storeの「おすすめ」にある「Hey Siri…」では、一部の対応アプリと例文が表示されている。アプリごとのより詳細な操作については、アプリのサポートサイトなどで確認するといいだろう。

 実際、Siriでいろいろ試してみたが、思ったような操作ができない場合が多かった。アプリのごく一部の機能しか操作できないというのがほとんどだ。

 調べてみたところ、開発者に提供されているSiriの操作は、下記の項目だけに絞られているようだ(2016年10月時点)。今後、開発者が利用できる機能は増えていくことが予想され、対応アプリや利用できる操作も増えていくだろう。

 現状ではSiri対応のサードパーティー製アプリが出そろっていない印象を受けた。今後、さまざまなアプリがSiriに対応することで、今まで以上に便利な使い方が増えていくことを期待したい。

(文/佐藤新一)

最終更新:10/12(水) 12:35

日経トレンディネット

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