ここから本文です

AIでコリ感知、通信機能も 最新マッサージチェアがすごいことになっている

NIKKEI STYLE 10/13(木) 7:47配信

 最新のマッサージチェアは、従来の製品とは全く違った形へと進化している。通信ネットワークで収集した体の測定データを参照し、病院と連携して健康を管理する機能や、人工知能(AI)で体の状態を感知してマッサージの強さを調整する機能など、さまざまな面から健康をサポートする家電へと変化しているのだ。

■単なるマッサージ機から健康管理ギアへ

 仕事の最前線に立ち、バリバリ働くようになると、気になってくるのがマッサージチェア。椅子に座ってスイッチを入れるだけで、肩や腰をたたき、もみほぐしてくれる。日々忙しく、疲れがたまっている人なら、一度は購入を考えたことがあるのではないだろうか。

 マッサージチェアに対して「中高年」というイメージを持っている人もいるかもしれない。しかし、ストレッチ機能や健康管理機能などを備えた最新のマッサージチェアは、年齢ではなく家族の健康をサポートしてくれるギアへと進化している。

■IoTを取り入れたマッサージチェアも登場

 今、最も進んだマッサージチェアといえるのが、今年7月15日より予約開始し今秋に出荷される予定のファミリーイナダの「ルピナス」シリーズだろう。

 Wi-FiもしくはLTEによる通信機能を搭載し、クラウド連携による健康管理機能を備える。血圧や脈拍、体重などの測定データ(一部データは入力が必要)と、マッサージで得た体のデータをクラウドで管理することで、健康管理ができるIoT(モノのインターネット化)マッサージチェアなのだ。蓄積した数値を基に、大きな変化が表れたときに通知したり、測定結果に基づいたアドバイスを表示したりする。

 開発にあたっては病院とも連携。将来的には蓄積されたデータと検査キットなどを組み合わせた人間ドックのようなサービス(有償)も予定しており、詳細を検討中だという。

 「ルピナス」のもうひとつの特徴が、世界初となるAIを搭載したことだ。椅子に座ってコースをスタートさせると、まずセンサーが動作して、指圧点を自動的に検索。その後、筋肉のコリ具合などを感知して、最適な強さで施術する。

「体の状態にあわせて、施術する力をAIが調整します。いちいち強さを微調整しなくても、いつもと同じもみ応えが得られます」(ファミリーイナダ)

 販売の仕方も従来と異なる。上位モデルの「ファミリーメディカルチェア ルピナス FMC-LPN10000」の場合。単体での通信回線を内蔵したLTEモデルが月額8900円(税別)、Wi-Fiモデルが月額7900円(税別)の60回払いとなっており、本体価格は設定されていないのだ。メーカーによると「ネットワーク機能を利用するため、月額制を採用した」という。LTEモデルはWi-Fi環境などがない場所でも通信ができるのが利点だ。

 チェアの形状やマッサージ用のエアーセルの数などが異なる下位モデルの「ファミリーメディカルチェア ルピナス ライト FMC-LPN9000」は、Wi-Fiモデルのみで月額4900円(税別)60回払いで購入できる。もちろん、リースではないため、60回の支払いが終わった後は、ネットワークの利用料金の支払いのみとなり、使い続けることが可能だ(LTEモデル月額980円、Wi-Fiモデル月額480円を予定)。

 60回払いの期間となる5年間は、メーカー保証も付いてくる。可動部品が多いマッサージチェアでの長期保証は、「ほとんど前例がない」(ファミリーイナダ)という。

 実際に「ルピナス」に座ってマッサージを受けてみた。「ルピナス」は空気で膨らむことで手足などを圧迫する「エアーセル」を182個搭載。腕だけでも、手首から肘まで、細かく、心臓に遠い部分から順番にゆっくりと圧迫してくれる。また、背中のもみ玉は、左右で独立して動く「8軸AIメカ」を搭載。筋肉の硬さに応じて自動調整しながらもんでくれるので、快適な強さでもみほぐしてもらうことができた。

1/2ページ

最終更新:10/13(木) 7:47

NIKKEI STYLE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフスタイルに知的な刺激を。
生活情報から仕事、家計管理まで幅広く掲載
トレンド情報や役立つノウハウも提供します
幅広い読者の知的関心にこたえます。