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“ドローン宅配サービス”で話題の海外ピザ事情! 宅配なのに焼きたてのピザが食べられる驚きのデリバリー方法とは?

おたぽる 10/13(木) 11:00配信

 ドローンによる宅配サービスがアメリカやオーストラリアの一部ではじまるなど、何かと話題の海外の宅配ピザ事情だが、また画期的なデリバリーサービスが登場するようだ。

■焼きたてホヤホヤのピザが出前で食べられる

 米・カリフォルニア州マウンテンビューのデリバリーピザ店「Zume Pizza」が準備を進めているピザのデリバリーサービスが話題だ。出前のピザにもかかわらず、できたてホヤホヤがいただけるというのである。ピザが焼きあがり次第、戦闘機でスクランブル発進してマッハの速度で出前を完了するというのだろうか?

 当然ながら戦闘機の出番はない。その秘密は現在開発が進んでいる同社の配達トラック「Baked on the Way (BOTW)」だ。それというのも、配達先に向かう移動中にピザを焼き上げるのである。BOTWの車両には800度まで加熱できるオープンが56台設置されており、配達先までの所要時間を割り出して、注文のピザが到着の4分前に焼きあがるように自動的にプログラムされるのだ。ピザレストランで食べるのとまったく同じの、焼きたてホヤホヤのピザが出前で食べられるのである。

 いわば宅配ピザの店舗が路上で移動しているようなものであり、配達中に注文がきても対応できそうだ。宅配ピザの唯一の弱点である、配達時間中にふやけてしまう問題が根本から解決されることになり、ピザ好きであるほどうれしい話題ではないだろうか。特にパリっとした食感を楽しみたいクリスピー派には願ってもないサービスだといえるだろう。

 できたてをそのまま提供できるということで、保存料などの人工的な食品添加物を使わずに済むことになり、食の安全という面からも大きな貢献ができるということだ。

■“ピザロボット”導入で人件費が半分に

 話題になっているのはこの画期的なデリバリー車両だけではない。Zume Pizzaの店舗では着実に“ピザロボット”の導入が進められているのだ。

 アメリカの宅配ピザ市場は、大手4社(ドミノピザ、リトル・シーザーズ、パパ・ジョンズ、ピザハット)で全体の4割を占めているといわれている。同社のような地域に根ざした小規模店がこの“ビッグ4”に対抗するには、オペレーションの効率化を可能な限り進めていかなくてはならないのだ。

 動画では、店舗内の“ピザロボット”が製造ラインに送られたピザ生地にピザソース盛って器用に引き伸ばし、そこへ人間が具材を22秒間で盛り付け、最後にパワフルなロボットがピザをオーブンに素早く格納して焼き上げる模様が収録されている。

 この“ピザロボット”によって、調理作業時間に占める人件費は半分になり、そのぶん現状のスタッフの時給をアップすることができ、しかも従業員を法人医療保険に加入させることができたということだ。現在は簡単な単純作業しかしていない“ピザロボット”だが、今後もさらに導入を進め、ほかの工程にも適用させる計画が練られているという。

 Zume Pizzaは現在、カリフォルニア州マウンテンビューの本店のみだが、今後はサンノゼとサウスベイを皮切りに、サンフランシスコのベイエリアをカバーする長期計画があるということだ。焼きたてホヤホヤのデリシャスなピザの食べ過ぎに、思わず注意が必要な話題が続いているようだ。
(文/仲田しんじ)

最終更新:10/13(木) 11:00

おたぽる

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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