ここから本文です

パクチーの花言葉って、知ってる?

@DIME 10/13(木) 8:10配信

パクチストという謎の集団は日夜、幸せになれるハーブを求め彷徨っているという。そして、この集団特には女性が多いとか。……街の平和を守るため、この素敵ハーブの実態を暴くため、調査に乗り出すことに!

●そもそもパクチーって?
パクチー、コリアンダー、香菜は全て同じ植物であり分類学的にはセリ科の一年草である、ややこしいので今回はパクチーで統一しようと思う。地中海沿岸の原産で、およそ3000年前から古代エジプト、ギリシャ、ローマなどで医療用として使用されていた。日本では平安時代に朝廷料理の生魚の薬味として書物に記録が残っている。ちなみに花も咲かせ、花言葉は「隠れた才能、辛辣」。

●古代人は知っていた!パクチーが持つデトックス効果
古代社会で医療用として用いられていたパクチー、古代ギリシャ、ローマでは腹痛、目眩に使われ、中世になると媚薬として用いられた。その他にも利尿剤、肝臓病、風邪薬などの用途としても使われていたことから、古代からパクチーが持つデトックス効果が広い範囲で認知されていたことがわかる。このデトックス効果は「キレート作用」と呼ばれており、体内の有害物質と結合し体外に排出しやすい形に変える働きのことをいう。

●健康のために欠かせない栄養素の宝庫
パクチーには病気に対して抵抗力を強めるビタミンC、抗酸化作用のあるビタミンEをはじめ疲労回復のB1、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせないB2といったビタミンが豊富に含まれている。ミネラル類はカルシウム、マグネシウム、リン、鉄、カリウムなど日常の健康維持に欠かせないものばかりだ。利尿剤から風邪薬と遥か昔から効果が認められ、現代に至るまで人々の健康を支えているのだ。

●食べたいけど臭いがキツイ、そんなあなたにおすすめな料理
さて、薬としてのパクチーを紹介してきたわけだが、今度は料理としてのパクチーを紹介しよう。薬の歴史もさることながら料理の歴史も長いパクチー、ニオイの問題も長い年月をかけ創意工夫がなされている。東南アジア、中南米では葉の部分を香りづけに、特にベトナム料理やタイ料理には欠かせない食材となっている。

その他の地域では、ヨーロッパでは種をパンや肉料理のスパイスとして、インドではカレー粉のブレンドに使われている。では実際に料理の具体例を見ていこう。

ベトナム料理の代表格「生春巻き」。米粉で作ったライスペーパーにエビや豚肉、パクチーなどを包むお手軽料理。微笑みの国タイが生んだ世界3代スープの一角「トムヤムクン」トム(煮る)、ヤム(混ぜる)、クン(海老)の3つの言葉から成っているそうだ、実にわかりやすい。

日本では平安時代に一度入ってきたが、ニオイのきつさから定着せず、後にオランダからもたらされ薬として使われるようになる。そして現在、エスニックブームに後押しされ急速に認知され始めたパクチー。え?近所にエスニック料理店もないし、スーパーにも売っていない?そんな方は種を買って育ててみるのはいかがだろうか、豆まきの時期は春蒔きだと3月~6月なので新しいことを始めるにはいい季節なので、これを機にあなたもパクチストになってみてはどうだろう?

文/荒井慎一郎

@DIME編集部

最終更新:10/13(木) 8:10

@DIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

@DIME

小学館

2017年1月号
11月16日発売

定価630円

ヒット商品&トレンド大予測!
ふるさと納税駆け込み攻略ガイド!
発表!小学館DIMEトレンド大賞
別冊 DIME創刊号付き

Yahoo!ニュースからのお知らせ