ここから本文です

ケルン大迫勇也が語る「なぜドイツでFWの地位を確立できたのか」

webスポルティーバ 10/13(木) 14:30配信

大迫勇也(ケルン)に聞く(前編)

「代表ウィークもたくさんチームで練習ができるし、たくさん試合にも出られているから、(招集されないのは)プラスだと思うんですよね」

【写真】チーム共に絶好調な大迫勇也、第6節では王者バイエルンとの試合で勝ち点1獲得に貢献した。

 記者から質問されたわけでもないのに、FCケルンの大迫勇也自らが “代表”について話したのは、9月25日、ブンデスリーガ第5節ライプツィヒ戦後だった。無敗同士の対決となった試合は1-1で終わったが、大迫は第4節シャルケ戦に続き、2戦連続のゴールを決めている。

 左からのクロスボールを右足でトラップし、ターン。角度もスペースもない場所から左足で蹴り込んだシュートは、彼の高い技術力を証明するものだった。その試合では何度もくさびのパスを受けてはターンし、前を向く形を繰り返していた。だから、そのゴールについても「最近はああいう形でよくボールが出てくるようになった。あのイメージは練習から常に持っているので、落ち着いて気持ちよく打てました」と冷静に語った。

 今季は開幕戦こそ途中出場だったものの、第2節以降は2トップの1角として先発出場を続けている大迫。そのうえチームはリーグ戦負けなしと好調だ。

 10月1日、第6節には敵地ミュンヘンに乗り込んで、首位のバイエルンと対戦。26本のシュートを打たれながらもケルンは1-1と大健闘。そしてチーム総シュート数5本のうち、3本を蹴ったのが大迫だった。

 劣勢に立たされていた23分、カウンターから得たチャンスでDFの裏へ抜け出し、ドリブルからシュートを放つが、これはGKマヌエル・ノイアーの正面。40分にバイエルンが先制点をマーク。それでも、押し込まれながらもパスを繋いでビルドアップをするなど、ケルンはその後も落ち着いた試合運びを見せている。

 49分にはコーナーキックから大迫がヘディングシュートを打つもわずかに外へ。63分、アントニー・モデストのゴールで同点に追いついたケルンはその勢いに乗っていく。DFライン、中盤の選手たちがボールを奪うと、まず大迫を探す。キープ力のある大迫のポストプレーへの期待度の高さが伝わってくる。

 69分、中央でモデストからのパスを受けた大迫の背後から、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスがつぶしにくる。バランスを崩し、尻をピッチにつけてしまった大迫だったが、ボールは失わず、味方へとパスを出している。そしてそこからCKを得た。

 71分には素早い飛び出しでパスを受けて、ゴールネットを揺らしたが惜しくもオフサイドの判定に泣いた。

1/2ページ

最終更新:10/13(木) 15:58

webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
11月10日発売

定価 本体1,389円+税

フィギュアスケート特集
『羽生結弦 未来を創る人』
■羽生結弦 インタビュー、エッセイ
■羽生結弦 フォトギャラリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。