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セレブの死後収入ランキング、M・ジャクソンが史上最高の年収857億円で首位

Forbes JAPAN 10/13(木) 10:36配信

デヴィッド・ボウイやプリンス、アーノルド・パーマーら、ここ1年で死去した著名人の数は異例とも言える多さだったが、没後7年がたつ「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンはその一方で、一つの黄金期を迎えていた。

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ジャクソンの遺産管理団体は今年3月、ソニーと共同で出資していた音楽出版社「ソニー/ATVミュージック・パブリッシング」の株式の50%を7億5,000万ドルで売却。ジャクソンの年収は税引き前で8億2,500万ドル(約857億円)に達し、今年の故人セレブ年収ランキングで首位に立ったのみならず、故人・生人を含むセレブでも史上最高額を記録した。

ジャクソンは1985年、ビートルズの楽曲の版権を持つATVを4,750万ドルで買収。この取引は当時、割に合わない投資とのレッテルを貼られていた。「彼が買収案を持ち出した時、大きないざこざが起きた。だがこれが結果的に、これまでで最も成功を収めた投資の一つとなった」。ジャニス・ジョプリンやジム・モリソンらの遺産を管理するジェフ・ジャンポールはこう語っている。

ソニーは1995年、ジャクソンに1億1,500万ドルを支払い、それぞれが50%の株式を保有する合弁会社のソニー/ATVを設立。今年3月には残り半分の株式を買い上げ、同社を完全子会社化した。株式の配当と売却により、ジャクソンの投資に対する年換算利回りは30%に達した。

今年のランキング2位は、16年前に結腸がんで死去した漫画「ピーナッツ」の作者チャールズ・シュルツの4,800万ドルだった。ここ1年間のピーナッツ関連ライセンス収入は、CGアニメ映画「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」のヒットにより大幅に増加した。

3位は伝説的プロゴルファー、アーノルド・パーマーの4,000万ドル。ランキング対象期間の終了間際に死去したため、年収の大半は生前に稼いだものだった。

最近亡くなったプリンスとデヴィッド・ボウイもそれぞれ5位と11位に入った。プリンスは死の直前まで積極的にツアー活動を行い、1公演当たり200万ドル近くの収益を得ていた他、1年間でのアルバム売上は250万枚と、故人で最多を記録した。一方のボウイは、遺作となったアルバム「ブラックスター」発売のわずか2日後に死去したため、1年間のアルバム売上はジャクソンや4位のエルヴィス・プレスリーを上回った。

今年のランキングでは、ハロウィーンの不吉な数字にちなみ、13人の故人を選出した。収入はエージェントやマネジャー、弁護士の費用や税金が差し引かれる前のもので、対象期間は2015年10月1日~16年10月1日。算出に当たっては、ニールセン・サウンドスキャン、ニールセン・ブックスキャン、ポールスタープロ、IMDBのデータや、遺産管理専門家へのインタビューを参考にした。

Zack O'Malley Greenburg

最終更新:10/13(木) 10:36

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