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マイリー・サイラス、パンセクシャル(全性愛)を告白:「バイセクシャルって言葉は嫌い」

ローリングストーン日本版 10/13(木) 14:30配信

マイリー・サイラス、LGBTQ運動と、ウディ・アレンの新作シリーズで"活動家"を演じること、パンセクシャル(全性愛)について語った。

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マイリー・サイラスは、米エンタテインメント・ビジネス情報雑誌「バラエティ」誌のインタヴューで、ウディ・アレンの新作『Crisis in Six Scenes』で久しぶりに俳優業に復帰したことについて語り、投票先を迷うバーニー・サンダースの支持者たちにヒラリー・クリントンに投票するよう呼びかけた。また、自身のパンセクシュアリティ(pansexuality)=全性愛についても打ち明けた。

ディズニー・チャンネルの子役スターとしてキャリアをスタートし、『ラスト・ソング』や『ボルト』などの映画で主要な役柄を務めたサイラスだが、この数年は音楽活動と社会運動に集中してきた。インタヴューの中で、彼女は「演じることは退屈だわ」と認め、アマゾンで配信されるアレンの新作ドラマへの出演ももう少しで断るところだったと語る。だが、最終的には、60年代のフラワー・チルドレンのひとりで活動家という役柄に魅了されてしまったこと、そしてアレンの映画の長年のファンであることを明らかにしている。

サイラスは、アレンの現場でのカジュアルな雰囲気を思い出して、こう語っている。「2テイクぐらいしか撮らないの。彼は早く家に帰って奥さんとディナーを楽しみたいのよ。ある時、5時半だったわ、カメラマンはもう1テイク撮りたがったんだけど、彼は"僕の全人生を映画作りに捧げることはできない"って言ったのよ」。

サイラスはまた、アレンが娘のディラン・ファローから申し立てられている性的虐待疑惑について、またそのことが『Crisis in Six Scenes』への出演を躊躇する原因になったかどうかについても述べている。「私はウディと同じような人生を送ってきた。公にさらされる人生よ」とサイラスは言う。「誰かと出会って、その人の話を聞くまで、私はその人がどういう人物かを決めつけることはしないの。この件についてもそう。彼が家族と一緒にいるところを見た限り、彼はすごい人で、本当に素晴らしい父親にしか見えなかった。そういうことを言うと皆私を非難するかも知れない。彼の家族にとって辛い時期があったのは確かなのよ。私の家族も苦労の連続だし、皆それぞれ違うことで辛い想いをしていると思うわ」。

さらにサイラスは、自身がパンセクシャルであると気付いたことや、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、クィア)コミュニティに関わるようになった経緯についても打ち明けた。「私は人生でずっと、自分のジェンダーや性的指向が分かっていなかった」とサイラスは言う。「私は"バイセクシャル"って言葉が嫌いなの。まるで私を箱の中に押し込めるような言い方だもの。誰かを男としてとか、女として、なんて考えたことないのよ。それにニップル・パスティーズとか着けたって、それで私の性別を際立たせているなんて思ったこともないわ。気付き始めたのは5年生か6年生ぐらいの時。初めて付き合ったのは女の子だったわ。私は南部のとても信心深い家庭に育ったの。宇宙は私が大丈夫だって思えるパワーをいつも与えてくれたわ。当時、両親が理解してくれなかった時でも、いつか分かってくれるって感じていたのよ」。

Translation by Kise Imai

JON BLISTEIN

最終更新:10/13(木) 14:30

ローリングストーン日本版

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