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データも強さを証明。青森山田の「頭と体をフル稼働させる」サッカー

webスポルティーバ 10/14(金) 7:30配信

 今年が開催元年となったサッカー大会、ニューバランスチャンピオンシップ。年代別4大会の締めくくりとなるU‐16大会(9月17日~19日)が静岡・時之栖(ときのすみか)スポーツセンターで行なわれ、青森山田高校(青森県)の1年生たちが初代王者の栄冠を手にした。

【写真】青森山田高校出身の柴崎岳選手、正確なパスとテクニカルなドリブルでゲームを創造する

 今大会に出場した32校は、今年1月に全国高校サッカー選手権を制した東福岡高校(福岡県)、今夏のインターハイ優勝校である市立船橋高校(千葉県)など、全国で名を馳せた強豪ばかり。8つの予選リーグすべてが「死のグループ」と言っても過言ではなかった。

 青森山田も初戦から前橋育英高校(群馬)と当たるなど厳しい戦いが続いたが、選手たちはみなぎる闘志で難敵を乗り越えた。「気持ちでは絶対に負けたくない」という選手の言葉通り、時には相手を威嚇しすぎて審判に注意されるほどの大声を張り上げながらボールを追い、2勝1分で予選リーグをトップ通過。決勝トーナメントでも勢いを維持し、準々決勝で市立船橋を、準決勝では静岡学園高校(静岡県)を退けた。

 決勝の相手は、同じ東北勢の尚志高校(福島県)。常に選手とボールが動く高速パスサッカーで、決勝トーナメント準決勝では星陵高校(石川県)を4―2と圧倒するなど、予選リーグから全勝で決勝へと駒を進めてきた。

 練習試合を含め、何度もしのぎを削りあってきたライバル対決は、データスタジアム株式会社の試合データからもわかるように、ワンタッチパスの比率が多いスピーディーな展開となった。

 最初にペースをつかんだのは尚志だった。持ち前の短く速いパスで青森山田のプレッシャーをかわし、前半15分までに2本のシュートを放つ。攻撃の起点となったのは、左サイドを中心に両チーム最多となる13本のパスを交換した、17番MFの吉田と11番FWの伊藤。特に、伊藤の前への意識は際立っていた。ボールを受けると相手ゴール方面にターンしてドリブルを仕掛け、ポスト役としても後方へのパスはほとんどなく、常にゴールに向かう姿勢を貫いた。

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最終更新:10/14(金) 7:30

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