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40代投資家 IPO銘柄への集中投資で6000万円の利益

マネーポストWEB 10/14(金) 17:01配信

 大波乱の2016年相場だが、個人投資家たちはいかにして相場の波を乗り切り、はたまた呑み込まれてしまったのか。投資歴16年の「まねとら」さん(40代)が、自身のトレード体験を振り返る。

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 IPO(新規上場)銘柄を中心にした取引で、今年は1月からの半年間で6000万円ほどの利益をあげています。とはいえ、値動きの激しい新興市場のIPO銘柄は心臓に悪い(笑)。資産もある程度大きくなってきたし、「もう少しゆったりとトレードをしたい」と考えていた頃、以前、投資していた東証2部のIPO銘柄のチャートをたまたま見たんです。すると、当時と比べて株価が2~3倍になっていた。

 東証2部は注目されにくいので株価も放置されやすいのですが、上方修正の発表などがあれば適正株価に収斂する可能性が高い。そこで、東証2部のIPO銘柄に狙いを定めました。

 半年間の利益のうち、特に大きくかったのは、昨年12月に上場したケイアイスター不動産(3465)。関東エリアを中心に戸建て住宅などを販売する会社で、公募価格の時点で配当利回りは4.4%、PER(株価収益率)は6.8倍と非常に割安でした。業績も申し分なかったので、ここに大きく投資しようと決心しました。

 公募で当たったのが2000万円ほどで、上場初日に3000万円ほど追加購入。初値1282円の後は、今年1月の1006円までジリ下げだったのでさらに1000万円ほど買い増し。最大6.5万株、合計6000万円以上持っていましたね。売られていた1月には利回りが5%以上にもなったので、「株価が上がらなくても、このまま配当をもらっていればいいや」という気持ちもありました。

 そんななか、上方修正と増配を発表。その直後から徐々に利益確定していきましたが、半年足らずで3000円近くまで急騰! 最終的には1銘柄だけで合計6000万円ほどの利益を得ることができました。ほかにも、中本パックス(7811)、ジャパンミート(3539)で、それぞれ200万円ほどの利益をあげています。

 注目されにくい東証2部銘柄ですから、結果が出るまでやはり1年くらいはかかる。それに耐えて保有し続けることができる心の拠りどころは、その会社の詳細な分析です。IPOの情報サイトなどを参考に、しっかり調べるようにしています。

【PROFILE】神奈川県在住。財務・経理部門で働く兼業投資家。仕事柄、企業業績を見ることが多い。現在の運用額は日本株で約1億2000万円、投資信託・外債等で約5000万円。2007年に“億り人”の仲間入り。ツイッターは@monex_no

※マネーポスト2016年秋号

最終更新:10/14(金) 17:01

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