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出るか1千万馬券。実は「荒れない」秋華賞も、伏兵馬は2頭いる

webスポルティーバ 10/14(金) 11:30配信

 3歳「牝馬三冠」の最終決戦となるGI秋華賞(10月16日/京都・芝2000m)。V候補筆頭だったシンハライトが直前に回避したことで、一気に混戦模様となってきた。

【写真】一発が期待されるパールコード、シンハライト不在の秋華賞は一波乱起きるか。

 主力となるのは、GIオークス(5月22日/東京・芝2400m)で僅差の3着と好走し、秋華賞トライアルのGIII紫苑S(9月10日/中山・芝2000m)を快勝したビッシュだろう。ただ、GI勝利はなく、シンハライトほどの揺るぎない存在とは言い難い。

 実績で言えば、一冠目のGI桜花賞(4月10日/阪神・芝1600m)を勝ったジュエラーが抜けている。しかし、桜花賞のあとに骨折した同馬は、復帰戦となった前哨戦のGIIローズS(9月18日/阪神・芝1800m)で11着と大敗。人気にはなるだろうが、不安は拭えない。

 こうなってくると、波乱の気配を感じる人も多いのではないだろうか。

 そもそも、秋華賞と言えば「荒れるGI」というイメージが強い。小回りの京都・芝2000mということもあって、”まぎれ”が生じやすいコースということもある。実際に2008年には、11番人気のブラックエンブレムが優勝し、2着に8番人気ムードインディゴ、3着に16番人気プロヴィナージュが入って、3連単は1098万2020円という超高配当が飛び出している。

 だが、秋華賞は本当に「荒れるGI」なのか。

 過去10年の秋華賞の傾向を見てみると、決してそうではないことがわかる。2008年こそ大荒れとなったが、それ以外の年は、むしろ「堅いGI」と言っていいほどの決着で収まっている。

 過去10年の勝ち馬は、2008年のブラックエンブレムを除いてすべて3番人気以上。また、上位3着までのうち、2頭以上が1~3番人気だった年は、10回中7回を数える。つまり、傾向としては、上位の人気馬が確実にくるレースと言える。

 もちろん、人気以上のパフォーマンスを示して、3着以内に飛び込んだ馬もいる。ただその場合も、ほとんどは4~8番人気の馬たちで、大穴が飛び込んでくることは稀(まれ)だ。そうなると、秋華賞は「荒れないGI」と考えたほうがいいのかもしれない。

 とはいえ、”穴党”の出番がまったくないわけではない。1~3番人気の2頭に、やや人気の落ちる4~8番人気の伏兵馬を1頭絡めるなどして、馬単や3連単で少しでも”オイシイ”配当を狙う手はある。

 そこで、過去の傾向から、人気薄でも3着以内に飛び込んできそうな”ダークホース”を、ここでは探ってみたい。

 その観点からいくと、秋華賞で明らかなトレンドとなっているのは、「夏の上がり馬」である。

 例えば、2014年のタガノエトワール。同馬は9月に未勝利を勝ち上がったばかりだったが、次走のローズSで2着と激走すると、その勢いのまま、秋華賞でも4番人気で3着に入った。

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最終更新:10/14(金) 11:30

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