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悪童バロテッリに恩師が「得点後にユニフォームを脱ぐな」と忠告 提示した解決策は…

Football ZONE web 10/14(金) 9:45配信

ニースで3戦5発と復活した姿にマンチーニ氏も喜ぶ 「彼は特別なプレーヤー」

 今季からフランスリーグのニースに加入し、復活の兆しを見せている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリを、フランス紙「レキップ」が大きく特集している。一面に「不屈のバロテッリ」というタイトルで掲載し、インテルやマンチェスター・シティ時代の恩師であるロベルト・マンチーニ氏のインタビューを掲載。恩師は、愛する“悪童”のユニフォームを脱ぐ癖に言及し、その解決策として「今季のノルマは少なくとも20ゴールだ」と指令を出している。

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「彼には世界中から注目されて、叩かれて、時にはそうしたものが重たく感じられることもあったはずだが、私は彼を受け入れてきた。プレーヤーとしても、一人の青年としても彼は素晴らしいよ。まあ、良くも悪くもあるタイプだがね。とにかく、彼は素晴らしく特別なプレーヤーだし、彼を尊重してきた。とにかく、世界最高峰のプレーヤーになるだけの才能を自分が持っていることを、自分自身で理解してほしい。それに尽きる」

 バロテッリはマンチーニ氏がインテルの監督を務めていた時期に16歳で下部組織に加入し、17歳にしてトップデビューのチャンスを与えられた。その後はイングランドのマンチェスター・シティでも監督と選手の間柄で共闘した。ピッチ内外でのトラブルにマンチーニ氏が“キレた”ことは少なからずあったが、自身も現役時代に“天才肌”のプレーヤーとして問題行動を起こしながらプレーで黙らせてきただけに、バロテッリの行動を包み込むように指導してきた。

 今もバロテッリのことを気にかけるマンチーニ氏だが、明確な苦言を一つ呈した。それは、定番のゴールパフォーマンスであるユニフォームを脱いで肉体美を誇示するものに対してだ。その行為は確実に警告につながり、出場停止が増えることを意味する。そして、その解決方法は現役時代にスターとして鳴らしてきたマンチーニ氏ならではのアドバイスだった。

「ゴールが当たり前のものになれば…」

「彼が絶対に止めなくてはいけないのは、ゴールしたらユニフォームを脱ぐことだね。そんなことをしたくなるのは、彼にとってまだゴールが特別なものだからだろう。今季のノルマは20ゴールを奪うことだ。つまり、『ゴールなんて当たり前のものだ』となってしまえばいいのだよ。誰もが彼を見れば、素晴らしい才能に恵まれていることを理解する。私は、16歳の時からマリオがワールドクラスの選手になると確信しているからね」

 今季加入したニースでは、昨季までの2年間でゲームから離れすぎていたことによるコンディション調整などの問題があり、いまだにリーグ戦での出場試合数は3試合にとどまっている。しかし、その3試合で5ゴールと、すでにマンチーニ氏の提示するノルマの4分の1は消化している。

 一昨季にリバプール、昨季にACミランでリーグ戦それぞれ1ゴールに終わり、「終わった選手」とのレッテルを貼られたバロテッリは、フランスで復調の気配を見せている。その姿を、誰よりも嬉しい気持ちで見つめているのは恩師のマンチーニ氏なのかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/14(金) 9:45

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