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13年ぶり2回目のルヴァン杯制覇を狙う浦和 準決勝ハットの興梠が別メニューも“自己流調整“を強調

Football ZONE web 10/14(金) 17:31配信

因縁のG大阪と、再びホームでタイトルを懸けた一戦

 ルヴァン杯決勝のガンバ大阪戦を明日に控えた浦和レッズは、14日に決勝会場の埼玉スタジアムで前日練習を行った。紅白戦では9日に行われた準決勝第2戦のFC東京戦(3-1)でハットトリックをマークしたFW興梠慎三が外れて別メニュー調整となったが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の許可を得た自分流の調整だと話し、問題がないことを強調した。

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 紅白戦の主力組のメンバーは、GK西川周作、3バックが右から森脇良太、遠藤航、槙野智章が並んだ。ダブルボランチはろっ骨骨折からの強行出場が見込まれるMF阿部勇樹と日本代表MF柏木陽介が組んだ。右ワイドにMF関根貴大、左にMF宇賀神友弥が入り、前線はFW高木俊幸、FW武藤雄樹の前にFWズラタンが入った。

 エース興梠は「僕は前日にあまりやらなくていいタイプなんで、監督からも(別メニュー調整を)OKしてもらった。コンディションもいいまま、変わらずにやれる」と、好調を維持していると強調した。

 興梠は2014年の勝てばリーグ優勝が決まるG大阪戦を、約1カ月前の鹿島アントラーズ戦で負った腓骨骨折により万全な状態で臨めず、試合終了間際に強行出場したものの、0-2で敗れた。昨年はチャンピオンシップ準決勝のG大阪戦(1-3)を首の負傷により欠場と、タイトルの懸かるゲームに万全の状態で臨めないことが繰り返された。しかし今季は、万全な状態で決戦を控え「これを取ればタイトルという試合を楽しんで、思いっきりプレーしたい」と意気込んだ。

「シルバーコレクター」脱却なるか

 今大会は日本代表の活動がある間に準々決勝と準決勝が行われ、浦和はGK大谷幸輝が起用されて勝ち上がってきた。代表遠征から戻り、明日の出場が濃厚な日本代表GK西川は「チームメートがベスト8から勝ち上がってくれたので、責任を果たさなければ申し訳ない。みんなの頑張りがあってのファイナルですから」と、大谷の思いも背負って優勝を目指すことを語っている。

 12年から浦和を率いるペトロヴィッチ監督は、タイトルにあと一歩のところで届かずに「シルバーコレクター」という呼び方もされているが、日本代表DF槙野は「プロ生活を11年やってきているなかで、ミシャ(ペトロヴィッチ監督)と10年一緒に仕事をしてきた。ただ、何一ついいプレゼントをできていない。本当の笑顔を見せるためにも、タイトルをミシャに渡したい」と、意気込んでいる。

 浦和にとっては13年以来3年ぶりの決勝で、03年にクラブ史上初タイトルを獲得して以来2度目の優勝を狙う。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:10/14(金) 19:07

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