ここから本文です

新東名と東北道の一部区間が最高速度110km/hに!

clicccar 10/14(金) 8:03配信

警察庁が13日、静岡県の新東名高速道路と岩手県の東北自動車道の一部区間を対象に、来年度中を目処に最高速度を110km/hへ試験的に引き上げると発表しました。

【この記事に関する関連する別の画像を見る】

国内の高速道路で最高速度制限(100km/h)が引き上げられるのは、1963年7月に名神高速道路が開通して以来、初めての事となります。



最高速度引き上げの対象となるのは、設計上の最高速度が120km/hで、カーブが緩やかな片側3車線の事故発生が少ない区間。

警察庁では、試験的に1年以上継続、その結果を検証した上で、他の高速道路についても引き上げの可能性を検討するそうです 。

今回、最高速度が引き上げられるのは、新東名高速道路の新静岡IC-森掛川IC間の上下線約50.5km区間と、東北自動車道の花巻南IC-盛岡南IC間の上下線約30.6kmとなっています。



特に新東名高速道路の試行区間は片側3車線の割合が多いことから、有識者懇談会おいて、標準的な2車線の高速道路に比べ、死傷事故率が3割程度低いと評価されているそうです。

一方で大型貨物車などの規制速度は現状どおり80km/hとする方針。

この場合、上り坂等で加速性能の劣る大型貨物車が中央の追い越し車線等に出て来た際、後続車との速度差が相対的に拡大し、危険な状況が発生する可能性が高そうです。



警察庁によると、今回の試行区間と同様に設計速度が120km/hの区間は、関越自動車道、常磐自動車道、東関東自動車道、東名高速道路、九州自動車道にも存在しており、距離にして834.3kmに上る模様。

これらの路線にも順次、制限速度変更が適用されると予想されるため、今回の2路線での試行に際し、事故未然防止の観点から、海外のハイウェイのように車線別に走行車種の目安を設けたり、最低/最高速度を標識で明示するなどの配慮が必須となりそうです。

(Avanti Yasunori)

最終更新:10/14(金) 8:03

clicccar

記事提供社からのご案内(外部サイト)