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藤原紀香、共働きで梨園の妻は「愛之助が“本流”ではないから」可能?

デイリー新潮 10/14(金) 5:59配信

 女性の社会進出が当たり前の世にあって、梨園にはそれをよしとしない空気がいまだにある。事実、現役時代は人気アイドルであっても、結婚後は裏方として夫を支える女性は多い。たとえば三田寛子(中村芝翫の妻)しかり、前田愛(中村勘九郎の妻)しかり。が、新妻となった藤原紀香(45)に、そんな空気を忖度する様子はない。

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 麻生太郎財務相もお祝いに駆け付けるなど、錚々たる出席者が約600名。2時間の予定が3時間半を超え、引き出物は8万1000円の水素発生器等々――。すでに報じられているように、9月28日に行われた藤原紀香と片岡愛之助(44)の披露宴は、最近見たことがないほど豪華なものだった。

 もっとも、歌舞伎役者の結婚式は同じ梨園の先輩後輩、そして贔屓筋に対する“お披露目”の意味もあって、妻ばかりがスポットライトを浴びるのはNG。披露宴の前に行われた会見でも愛之助が登場し、

「いろんな方に“(梨園の妻としての)デビューはいつ?”と言われますが、入籍した日(3月)から妻ですから。お礼状を書いたりして、その日から始まっている。コツコツ自分なりに勉強しています」

 と梨園に馴染もうとしている新妻をかばって見せたりもした。ある歌舞伎評論家によると、

「歌舞伎役者の妻というのは、芝居のサポート役と見られます。実際、タニマチやチケットを買ってくれる人のために四季折々の挨拶状や盆暮の贈り物を手配するのは妻の役目。一門で何枚売るというノルマもあって、歌舞伎界に嫁ぐと“夫個人と結婚したと思ってはダメ。一家と結婚したと思いなさい”と言われるのです」

 なるほど、紀香も夫を陰から支えてゆくのか、と思ったら彼女のスケジュール帳には、今後の予定がギッシリなのだ。

■本流じゃないので

 現在、彼女はアマゾンのオリジナルドラマ「はぴまり~Happy Marriage!?~」でディーン・フジオカと共演中だが、10月6日にNHKホールで行われるコンサートの司会役も務めた。

「さらに来年2月公開の映画『サバイバルファミリー』にも出演し、再来年に日本で公開予定の香港映画でも竹中直人と共演することになっている。今まで以上に芸能活動に力を入れますと言わんばかり」(芸能レポーター)

 歌舞伎界から心配する声が出ていないのだろうか。

「紀香さんが芸能活動を続けられるのは、愛之助さんが片岡一門の“本流”ではないことも理由でしょう」

 そう説明するのは、先の歌舞伎評論家だ。

「歌舞伎界において最も大事なのは、大名跡を絶やさず継いでゆくことです。片岡一門においては『仁左衛門』がそれにあたり、後継者を育てる妻の役割は重要です。もっとも、現在の十五代仁左衛門には息子、孫がいて順当なら彼らが継ぐことになる。その点、愛之助さんは仁左衛門の弟・秀太郎さんの養子ですから、『仁左衛門』を継ぐラインからは外れている。だからこそ、結婚生活もある程度自由が認められるのです」

 何よりも、紀香が芸能活動を続けることで歌舞伎のチケットの売れ行きも期待できるとか。傍から心配するよりも「ウイン・ウイン」の結婚というわけである。

「ワイド特集 男の顔は履歴書 女の顔は請求書」より

「週刊新潮」2016年10月13日神無月増大号 掲載

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最終更新:10/14(金) 5:59

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