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中古のiPhone 6が3万円割れ、格安のSIMフリー機を駆逐

日経トレンディネット 10/14(金) 12:13配信

 アップルの「iPhone 7/7 Plus」の発売を経て、中古iPhoneの相場が大きく変動している。特に値動きが激しいのが、2世代前のモデルとなったiPhone 6。安いものは、なんと3万円を切る価格が付けられていた。「この価格でiPhone 6が入手できるのならば、わざわざ海外メーカー製のSIMフリースマホを選ぶ理由はない」との声も聞かれる。在庫も潤沢で、中古スマホ市場はしばらくiPhone 6が話題を独占しそうだ。

【関連画像】特に価格下落が著しいのがiPhone 6。3万円前半が相場で、税込み3万円ジャストの価格を提示する店舗もある

●2年間使われたiPhone 6が中古市場に続々と流入

 旧型iPhoneの中古価格が下がっている。9月中旬に販売を開始したiPhone 7/7 Plusにいち早く買い替えたユーザーが手持ちの旧モデルを手放しているからだ。特に、2014年9月発売のiPhone 6は発売から2年が経過し、2年間の端末割賦払いが終了してiPhone 7/7 Plusに乗り換えるユーザーが続出。手放された白ロムが中古市場で供給過多になりつつあることが、iPhone 6の相場急落の背景となっている。

 16GBモデルの中古相場はおよそ3万~3万5000円で、ひと月ほどの間に30%以上も下落した。本体にキズや汚れがあったり、付属品に欠品があるiPhone 6ならば、2万円台の格安品も珍しくない。状態が悪ければ、大容量の128GBモデルでも3万円を切る中古品すら見かけるほどだ。少し前のiPhone 5sと同等の価格帯まで値下がりしたことで買い得感が増し、中古スマホ全体で見ても売れ筋の中心に躍り出た。

 iPhone 6が3万円前後の予算で入手できるようになり、価格帯的には海外メーカーのSIMフリースマホと並んだ。価格重視でSIMフリースマホの購入を検討していた人も、同じ予算でiPhone 6が選択肢に加えられるのは大きい。NTTドコモやau版のiPhone 6ならば、MVNO事業者が提供する格安SIMで運用できるので問題ない。

 じゃんぱら 秋葉原本店の高橋昭義氏は「4.7型のRetinaディスプレイや高画質のカメラ機能、最新のiOS 10への対応など、いまだiPhone 6でもスペック的に不満はない。iPhone 7では、防塵防滴性能や4K画質の動画撮影機能などが加わったが、iPhone 7の相場は7万円台からとまだ高い。半額以下で買えるiPhone 6は破格」と語る。

 だが、購入の際に注意したい点もある。iPhone 6は発売から2年が経過しており、バッテリーのへたりや液晶の劣化をはじめとした経年劣化が見られる中古品も少なくない。修理するとなると多額の費用がかかり、修理中は端末が手元からなくなることもあるので、安いからといって安直に手を出すとかえって損をする可能性もある。そのようなリスクがあることを頭に入れたうえで、複数の中古品を実際に手に取りながら比較検討するのがよい。

(文/白石ひろあき)

※価格情報は、すべて2016年10月8日調べ。記事中の価格は、基本的に消費税8%を除いた税別の金額を記載しています。しかし、秋葉原では8%の税込み価格のみ掲示している販売店が多数を占めることを考慮し、例外的に消費税8%を含む税込み価格で表記します。税別価格のみ掲示している商品は、金額のあとに(税別)の表記を入れています。ご了承ください。価格は変動する可能性があり、在庫切れになるケースもあります。

最終更新:10/14(金) 12:13

日経トレンディネット

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