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スマホ愛用者は注意!「VDT症候群」って知ってる?

東京ウォーカー 10/15(土) 21:00配信

ITの発達に比例して、近年増加傾向にあるといわれているVDT症候群。一体どんなトラブルなのか、具体的な症状や対処法は? 日本橋はま眼科クリニックの浜 由起子先生に教えてもらいました。

【写真を見る】スマホやパソコンの使用ルールを決めるなどして予防を



●目の疲れ、ドライアイ、肩凝りなど

「VDTとは『ビジュアル・ディスプレー・ターミナル』の略で、パソコンやスマートフォン、タブレットといった電子機器の画面を長時間見続けたことが原因で、さまざまな身体トラブルを引き起こす症状のことをいいます。その症状の多くは、まずは目に現われ、疲れ目、目の痛み、視力の低下、目の乾きなどが代表的です」と、浜先生。進行すると、さらなるトラブルも。「頭痛や首、肩の凝りといった症状から、さらにひどくなると自律神経にも影響を及ぼし、不眠やうつなどの原因になることもあります」。

一日の中で、パソコンやスマートフォンの画面をどのくらい見ているか、振り返ってみると、その時間の長さに驚く人も多いのではないでしょうか。「特に仕事でパソコンを使う人は、起きている時間の8~9割を充てていることも。このように、知らず知らずのうちに目を酷使していることが珍しくないのです」。

眼鏡やコンタクトレンズが原因になることもあります。「数年間、眼科検診を受けずに、同じ度数のコンタクトレンズや眼鏡を使い続けている人は要注意。人間の視力は一年の間でも変化するため、これまでどおりの視力で見ているように感じても、適正な状態で見えているとは限りません。度数の合わない眼鏡やコンタクトを装着した状態で端末機器を使うことは、目に大きな負担を与えます」。



●体内リズムを乱し、不眠の原因にも

また、端末機器の液晶画面から発せられるブルーライトは、目と体に強い影響を及ぼします。「私たちの体は、朝に太陽の光を浴びることで活発になり、夕方から夜、暗くなるにつれて徐々にリラックス状態になるという、体内リズムが備わっています。ブルーライトは太陽の光と同じような光源のため、長時間浴び続けると、体は一日中活動モードに。これが睡眠障害などの原因にもなるのです」。

目の疲れや乾きなど、異常を感じたら、早めに眼科を受診して。「まずは目に病気などの異常がないか検査を行ない、VDT症候群から発生するトラブルの場合は点眼薬などで治療をします。眼鏡やコンタクトレンズの適切な使用方法、電子機器と上手につきあうための生活指導も行ないますので、気になることは何でも相談をしてみるといいでしょう」。

VDT症候群は眼精疲労だけでなく、将来的に白内障や加齢黄斑変性などを引き起こす原因にもなると、浜先生。たかが目の疲れと楽観せず、日頃から目を休ませる習慣を心がけて。



【VDT症候群を予防するポイント】VDT症候群を予防するために心がけたいポイントを紹介します。

●スマホやパソコンの使用ルールを決める/まずは、自分が一日でどのくらいの時間をパソコンやスマホ操作に費やしているか、チェックをしてみましょう。長時間使い過ぎていると感じたら、夜〇時以降はスマホを触らない、通勤や移動中の電車内では使用しない、予備のバッテリーは持ち歩かないなど、無理のない範囲で使用を控えてみるといいでしょう。

●パソコン使用時は、30分に15秒目線を外す/VDT症候群は、端末画面を長時間見続けることが原因で起こります。パソコンやスマホを操作するときは、30分ごとに15秒でいいので、画面から目線を外して遠くを見る習慣をつけて。これだけでも目を休ませることができます。

●眼鏡やコンタクトレンズを使い分ける/目も年齢を重ねるにつれて疲れやすくなります。VDT症候群になりやすいのは、30代後半~50代の人が圧倒的。この年代の場合、目の負担を減らすためにも、シーンによって眼鏡やコンタクトレンズを使い分けることをおすすめします。仕事でパソコンを使う人は、ブルーライトカットの眼鏡なども上手に活用して。

スマホやパソコンを長時間使う人は、ぜひ注意を!【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

最終更新:10/15(土) 21:00

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