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今年のノーベル文学賞はボブ・ディラン! --- 神谷 匠蔵

アゴラ 10/15(土) 7:10配信

これは衝撃的だ。

村上春樹氏が受賞しなかったのは、私にとっては納得できることだが、2016年度の受賞者が作家として知られている人ではなくシンガーソングライターであるかの有名なボブ・ディラン(https://www.theguardian.com/books/live/2016/oct/13/nobel-prize-in-literature-2016-liveblog)だとは!

「How many roads must a man walk down
Before you call him a man?
- from “Blowing in the Wind” by Bob Dylan」

ただこの歌詞の詩としての価値が、ノーベル文学賞に値すると言われれば確かに納得はできる。勿論「平和へのメッセージ」という点もクリアしている。

特に今の情勢の中では、「アメリカ」に対してヨーロッパからメッセージを送るのは効果的でもあるだろう。(つまり、ヨーロッパはどうしてもトランプ氏に大統領になってほしくない、あるいはトランプ氏が仮に大統領になるとしてももっと自重してほしいということだ)

それにしても衝撃的である。ノーベル賞委員会はもっと保守的だと思っていたが、これは良い意味で予想を裏切られた。

一体今日まで誰がボブ・ディランがノーベル文学賞を本当に受賞する日が来ると考えたであろう。これまでずっと候補者扱いはされてきたし、過去には上位予想されたこともあったようだが、まさか本当に受賞するとは。もしJohn Lenonが生きていれば彼もノーベル「文学賞」を受賞できたのであろうか。

歌詞も文学の範疇に入れて評価対象になるのなら、日本人の中にも「村上春樹」以外の候補者がたくさん出る可能性があるという意味ではこれは良い報せだ。

国民栄誉賞を受賞された松任谷由実さんをはじめ、日本には素晴らしい詩的な歌詞を書かれる歌手の方は多くいる。

いずれにせよ、今回受賞されたボブ・ディランさんには心からお祝い申し上げたい。

Congratulations, Bob Dylan!

神谷 匠蔵

最終更新:10/15(土) 7:10

アゴラ

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