ここから本文です

原口PK献上も独紙はチーム2位タイの高評価 「ヘルタの中でも素晴らしい調子の選手だ」

Football ZONE web 10/15(土) 11:50配信

前半はほぼ全部のチャンスに絡んだ原口 チームをけん引するパフォーマンスを披露

 日本代表FW原口元気は14日のブンデスリーガ第7節の敵地ドルトムント戦で、開幕から7試合連続の先発フル出場を果たした。後半に香川真司のボレーシュートを手でブロックしてしまい、11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦に続くPK献上のシーンもあったが、攻撃面ではチームをけん引するパフォーマンスで独地元メディアからも高評価を受けている。

【一覧】海外日本人プレーヤー43人「最新推定市場価格ランキング」

 特に前半はヘルタのチャンスシーンほぼ全てに原口が絡んでいた。

 前半16分にはヘルタがハーフウェイライン付近の自陣左サイドでボールを奪うと、原口がドリブルを開始する。そのままサイドを駆け上がり、対面のDFパスラックを振り切って中央に進撃。ゴールまで25メートルほどの位置までボールを運ぶと相手DFに倒されて直接FKを獲得した。DFプラッテンハルトのシュートは壁に当たるも、その流れから原口が今度は左サイドからファーサイドへグラウンダーのクロスを供給。ゴール上に外れたが、MFエスヴァインの惜しいシュートを演出した。

 これだけでは終わらない。同30分には左サイドで最終ラインの位置まで下がってボールを受けると、前線へ正確なフィードを送り、DFの背後に抜け出したMFシュトッカーの足元にピタリと合わせた。その2分後には左から右への大きなサイドチェンジで駆け上がるエスヴァインにパスを送り、三度シュートに持ち込む展開を生み出した。いずれもゴールには繋がらなかったものの、前半だけで4度の決定機に原口が関与していた。

PK献上も地元紙は1試合の働きを評価

 独紙「ビルト」電子版の試合速報による前半の総括では、「今夜、ヘルタは常により良いプレーをしていた。その中でも原口は素晴らしい調子の選手だ」と好調のチームの中でも際立った存在であると讃えられた。日本代表での長距離移動を挟みながら、開幕からの連続フル出場を「7」に伸ばした。

 原口は後半30分に途中出場の香川の左足ボレーシュートを手に当ててしまい、PKを献上した。しかし、FWオーバメヤンのシュートをGKヤーステインがストップし、直接失点に絡むことはなかった。その後、オーバメヤンに汚名返上の一撃を決められ、チームは同点とされたが、原口はビルト紙の採点(1が最高、6が最低)でチーム2位タイとなる2点の評価が与えられた。

 アジア最終予選3試合連続ゴール中と、日本代表でも定位置を確保しつつある25歳のドリブラーは、ドイツで着実に凄みを増している。金曜日開催はこの上位対決のみ。勝ち点1を上積みしたヘルタは、暫定ながら2位をキープしている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/15(土) 11:50

Football ZONE web